竜級令嬢のサバイバル生活
ストックが無くなってきたので次話以降の更新に遅れがあるかもです
さて樹海に繰り出した3人ですが一つ問題があります。
(ねぇリリちゃん私達どこで寝るの?)
(うーんそうだね二人とも私がこれから指示する木材とか植物を片っ端から次元収納に放り込んでくれる?お姉さんがどうにかしてしんぜよう)
実は璃々は次元収納の中ではかなり好き勝手が出来る。本や地図を読むのは言うまでもなく収納されている肉を魔法でカットして火を通して調理したり今もヴィーナから受け取ったお古の衣類のお直しをしているのである。
璃々は木材や蔦のような植物さらに食べられそうな野草など片っ端から二人に次元収納に入れさせ、中でログハウスを組み立てる。寺社オタクの璃々は古くから寺社に使われてきた建築方式が頭に入っている。本来は熟練の大工が緻密な技術で実現するそれを璃々は魔法で軽々しく再現していく。
(やっぱ魔法ってチートーー!この調子ならログハウスも日が暮れるまでには出来そうね)
リリーとシルヴァは璃々がログハウスを作っている間どんどん樹海を進んでいく。
「見て!シルヴァちゃん!熊さんだよ!」
「そうなのです!今日のお昼はあの熊さんで決まりなのです!」
相手は爪が異様に発達したクローベアーである。強力なひっかき攻撃はカマイタチを巻き起こし見た目より広大な攻撃範囲を誇る。
リリーは両親から貰った杖を構える。簡単な魔法には詠唱はいらない。
「ウインドバレット!」
不可視の風弾がクローベアーを襲うが、野生の勘で自慢の爪をつかって防御される。だが既にその時にはクローベアーの頭上にはシルヴァが魔法で生み出した氷の刃が待機していた。
「アイスギロチン!」
ギロチンの言葉通りクローベアーの頭はすぽんと体から離れた。
「えーっとたしかチヌキ?しないと食べられないんだっけ?」
(そうだよー傷を付けてその部分が下になるようにぶら下げて暫く待つんだよー)
璃々は作業の片手間に答える。
「えー足も止まるし面倒だなぁ。そうだ!」
リリーは闇魔法で影の腕を作り出し自分の背後に吊るしながら歩くことにした。
リリーとシルヴァは子供としていや大人としても有り得ない速度で樹海を進んでいた。そう、気づけば某忍者の少年漫画のように木の枝から枝へとぴょんぴょん飛びながら移動していたのだ。通常の3倍まるで赤い彗星だ。
(うーんこのペースだと四日もあれば街道に出れそうだねー)
作業がひと段落した璃々が会話に混じる。
(リリちゃん熊さんのチヌキはそろそろ大丈夫かな?)
(うんこれでもかってくらい動かしてるから不完全な部分もあるかもだけどまぁいっか)
「それじゃお昼ご飯にするのです!」
「私が焼くね!えいっ!」
リリーは小さな炎を出して切り落とされた熊肉を炙っていきます。
(ちゃんと中まで火を通すんだよー)
調味料も何もない状態で二人は大量の熊の肉を平らげます。
(さすが食文化の無い所育ちだよね街に行けば何か変わるといいんだけど,,,)
高評価・ブックマーク身に余る光栄ぇぇぇぇぇぇイ!!!
次話も是非ぃぃぃぃぃヨロシク!!




