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永遠の愛を求めて

作者: 雨戸紗羅




凍える手を重ねれば

ほのかに広がる愛の温もり

何もかも忘れて二人でいたい

心の扉をそっと閉めて

今日も夜道を歩いてゆく


響く足音が次第に重なり

二人の心を繋ぎ合わせる

月が照らす二つの影は

橋が架かって一つになる

この時が永遠であればいいのに


震える肩を合わせれば

かすかに伝う愛の涙

何もかも捨てて二人で生きたい

部屋の扉をそっと閉めて

今日も夜風を凌いでゆく


鳥の囀りが次第に収まり

二人の想いを繋ぎ合わせる

ランプが照らす二つの影は

重なり合って一つになる

この時が永遠であればいいのに


朝になって開く扉

無力な自分と見えぬ未来

胸に憂いを抱えながら

それでも二人は歩み続ける


響く足音が次第に重なり

二人の心を繋ぎ合わせる

日が照らす二つの影は

橋が架かって一つになる

この時が永遠であればいいのに


この時が永遠であればいいのに





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― 新着の感想 ―
彼氏に依存している女性の感情が周りの哀しげな情景と合わさってとても良い作品だと思いました。
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