熱があってもなくても
私は、いつだったか、自分でも気づかないうちに、「千円札」を自宅のゴミ箱にポイした。今度は、駅ビルのゴミ箱に「五千円札」をポイしたー。
私は、体が弱いねんなので、たびたび、「嘘でしょ?」というような病気になる。
過去一びっくりしたのは、百日咳だ。検査結果は即日わかり、出勤停止を食らった。
完治してからも、咳だけは、本当に百日くらい残った。約三ヶ月の間、私のデスクには拡声器が置かれた。
「アナタは〜完全に〜ホウイされている〜。」
の時に使う、アレである。
アレがないと、隣の席の人とも会話困難だった。生まれたての小鳥くらいにしか、声が出なかったのだ。普通に話そうとすると、咳が止まらなかった。
よって、職場の人々の善意により、防災訓練用拡声器が私に進呈されたのだ。
「他者との会話に、拡声器を使ったことはありますか?」
私は、イエス!!!!!…である。
最近なったのは、胸膜炎だ。肺の周りに水が溜まるやつだ。左の胸?が、チクチク痛かった。じきに、笑うのも痛くなった。そして、咳。私は、近所のクリニックへと向かった。
「おハゲから、ワンちゃん猫ちゃんの咬み傷まで!」
謎の謳い文句の呼吸器内科だった。
外科なの?内科なの?守備範囲、広すぎん?ブラックジャックなんか…?若干、不信感があったが、受診するしかなかった。
レントゲンで一発で判明した。
「あー。胸膜炎ですね。」
ブラックジャックの的確な診断と投薬により、私は、すぐに復活した。
しかし、治ったとたんに、再発した。しかも、急性リンパ節炎も併発。現在、お熱が37度〜38度を行ったり来たりである。
PCR検査は、陰性だった。というか、私の右首に小さめのこぶしくらいのしこりが出来ていて、それがめっちゃ痛い。こんだけ腫れてれば、そりゃ、熱も出るだろう。
いま、私は、医学の進歩に感動している。私は、リンパ節炎をなんとかするために、炎症を抑えるお薬を飲むことになった。飲むと確かに、こぶし大だったしこりが、日に日に小さくなっているのだ。
(これ、なんで、リンパ節の炎症部分だけ小さくなるんだろう。)
素朴に、そう思う。
例えばだが、なんで、脳みそ小さくなったりしないんだろう。お薬ってすごい。ちゃんと、悪いところに効くんだもの。開発してくれた人たちに、ありがとうって言いたい。
ただ、おととい、友だちという名前のヘルパーと駅ビルにごはんを買いに行って、お会計した。気がついたら、持っていたおつりの五千円札が消えていた。かわりに、捨てたはずのレシートが手の中にあった。
(??????)
ゴミ箱を見たら、私の五千円札が、中にいた。わ〜お。取り出した。あ、キレイだ。よかったー。
そして、サービスカウンターに行って、駐車券と五千円札を出した。
「お客様。あの、お金ではなく、商品購入のレシートは…?」
…さっき、捨てた!(笑)五千円札拾う時に、代わりにゴミ箱にインした!(笑)
『私は、熱があってもなくてもお札をゴミ箱にポイする。』
これが、今回私が学んだことである。
私の脳みそは、もとからちっちゃいのかもわからん。
誤字脱字報告、ご親切にありがとうございます。
修正いたしました。




