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ヤンデレに洗脳されるお話(短編集)  作者: うどんから牡丹餅
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9人目 義姉はいかが?

昔の母親はひどかった。




特に体罰がひどかった。




父さんは何度もやめろと言ったがそれでもやめなかった。




そんな母親についに父さんは動いた。




母親と離婚したのだ。




当然理由は僕への体罰だった。




父さんは厳しい人じゃないがやっていいこととやってはいけないことに関してはとても厳しい人だ。




僕も父さんみたいな人になりたいな…と思ったらなんと再婚すると言い始めた。




「なんで?」




「なんでって言っても…俺はあの人のおかげであいつと別れられたわけだし…優しくてお前の母さんになるにはもったいないけど俺は好きになったんだ…お願いだ...」




父さんがここまでお願いすることだ…言いたいことは何個かあったが別にいいと思う。




「大丈夫なの?…その人…」




「大丈夫!!!!俺が命を懸けても言える!!」




「ならいいや…」




父さんには助けられたしいいとしよう。




「ありがとう!!…あとお前にはもったいないくらい可愛い姉もついてくるから!」




「は、はぁ?!」




おいおい…それはまた違う話だよ?




「じゃ、じゃあ当然部屋は?」




「お前の部屋に決まってるから隠したいものは早めに隠せよ~」




「ね、ねえよ…」




もう今日は驚きの連続だな…




「じゃあ新しい人たち呼んでくるからお留守番ヨロ~」




そういって出かけて行った。




「はぁ…」




とりあえず寝ようと思う。




え?なんで寝るかって?…なんかあったら寝る。




これが大事。




どんな辛いことがあっても眠ればある程度は抑えられる。




前まではそうだったからね…




ということでおやすみなさい。




_____________________________________




「ただいまぁ~」




お義父さんがそういう。




たしか私に義弟ができるのだとか…まぁ楽しみではある。




「あ…あれ?…寝てるのかな…」




そういってお義父さんはドアを開ける。




そこにいたにはソファーに器用に寝る私の2歳下くらいの少年だった。




(可愛い…この可愛さ…やばい…惚れる…)




内心すごいどくどくしながら彼に触れる。




「こ、こんにちは…」




「ほぇぇ…あかねちゃんもうコミュニケーションを取りに行くのか…すごいですね。」




「え?…あかねは男嫌いなはず…」




「そうなの?…すごいなわが息子は…」




「でもあなたもすごいよ❤」




「ありがとう❤」




あ、あれ?…後ろから甘い匂いがしてきた…放っておこう。




「起きて…」




そういうと「んン…」って甘えた声で言いながら寝たいと言わんばかりに顔をそらす…あぁ可愛い…心がぎゅってつかまれた気分だ…




後ろを見ると相変わらずあの二人は愛し合ってるようだ…見てないうちに…




ちゅっ...




私の初キスを彼にあげた。




早い?…思い立ったが吉日という言葉もあるでしょう?




今の私は自分のものにしたくて仕方ないの…




いいでしょう?このくらい…




これからどう堕とそうか…彼を見ながらそう考えるのであった。




______________________________________




夢の中で女神みたいな人にキスをされた夢を見た。




悪魔にボロボロにされながら立ち上がる僕に女神みたいな人が優しくキスをする。




なんだろう…実際にやられたのかというくらい気持ちい…




その人の唇は柔らかくそして暖かい。




幸せ…そんな気分だった。




「き…て……お…き………て」




…ん?何か聞こえる。




目を開けると見知らぬ顔の人が…でもあれ?…知らないわけではない…どこかで会ったような…




「あ、起きた…おはようございます…初めまして花帆と言います。よろしくお願いします。」




「おひゃよう…ごじゃいます…よりょひくおねぎゃいしみゃふ…」




起きた後のこのふわふわした状態で言ったせいかろれつが回らない…あー恥ず…




「......可愛い」




「ん?」




何を言ったのだろうか…聞こえなかったがいいや。




「あぁ…新しいお姉...ちゃん?」




何と呼べばいいのかわからなかったけどスタンダードにお姉ちゃんでいいだろう…まぁ恥ずかしいけど。




「ひゃぅいいい、いい…いま…お、お姉ちゃんって?」




「え、お姉ちゃんじゃないの?」




「そ、そうだよ…で、でも......それは破壊力高いというか.........」




「もーなんていってるの?…聞き取れないよ…」




「な、何でもないよ!!」




なんか変わったお姉ちゃんだな…てお父さんを見ると…あらお取込み中でしたかすみません。




とりあえず自分の部屋に行くことにした。




このふかふかのソファーには別れを告げ自分の部屋に行くことにした。




「ちょっと自分の部屋に行ってくる。」




そうお姉ちゃんに言ってから自室に向かった。




____________________________________




あぁ…彼が欲しい。




あの可愛さ…もう一目惚れというよりかは半目惚れだよ…




あんなの雰囲気から好き。




彼がほしい。




欲望のまま彼の部屋の方に向かった。




______________________________________




トントン




自室のドアがノックされた。




「はーい」




そう返事するとお姉ちゃんがやってきた。




で、でもなんか様子が変だ。




「どうしたの?」




彼女は息が荒いしまるで獣のようだ。




「ね、ねぇ…食べていい?」




「な、なにを?」




そう聞くと




「君を❤」




彼女はそういうと




「んん?!」




彼女は僕を床に倒し上に乗っかり腕を彼女の手で縛って身動きができない状態にしそのまま唇を奪われた…でもさっきの夢でされたようなキスでとても心地がいい。




「はぁはぁ…」




彼女は少し休憩するとまたキスをした。




しかも舌が入り込んできて僕の舌を絡めとるように舐める。




嫌じゃないしとても心地がいい。




「ね、ねぇ…私ね…君のことが好きになっちゃったみたいなの…だからさ…その体…私に頂戴❤」




彼女の瞳には❤がついてそうなくらい濁ってて…でもかわいい。




「あ…あぁ…」




快楽でもうしゃべれない。




「あら…気持ちよかった?…なら私のものにしていいよね?」




もう彼女のものでもいい…彼女に快楽を与えて欲しい…そんな思いでいっぱいだった。




「う……ん」




…彼はどんどん彼女のあたえる快楽に溺れていった。




「だい…すき…」




「愛してるよ…義弟君❤」

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