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第1話 忍術学校へ



 僕の名前は隼人。この森にじっちゃんと二人で住んでます。歳はもうすぐ7歳になります。

春になったら僕はじっちゃんと離れて学校という所に一人で行きます。

僕は凄く心配なんだけど、じっちゃんが言うには僕はご先祖様に凄く似ているんだって。そのご先祖様は誰よりも速く走り、誰よりも高く飛び、誰よりも忍術がうまくって、誰にでも愛された人なんだって。

そんな凄い人の血が色濃く引き継がれたのが僕なんだって。そうじっちゃんは言うんだけど、僕には良くわからないんだ。

でもじっちゃんが言うんだから間違いないと思うよ。


 今日は谷の下まで行ってお水を汲んでくるのが僕の仕事。桶一杯に入れるとばしゃばしゃ溢れちゃうし、少ないと何回も何回も往復しなきゃダメだし。ヘトヘトになったよ。でもこれも強くなる為だからってじっちゃんが言うから僕は頑張るんだ。

でも、僕が学校に行っちゃったらこの仕事はじっちゃんがしなきゃいけないから大変だろうなと思う。






 春がきた。僕は学校に行くために今日じっちゃんと別れる。寂しいけど僕は泣かない。だって、早く一人前になってじっちゃんとまた生活するんだ。お水汲みは大変だから僕がいないとダメだからね。


 じっちゃんと少しの間お別れをして、僕は迎えに来てくれたおじさんの所へ行った。


 おじさんは僕に目隠しをして、僕をおじさんの背中にくくりつけた。そして、ひゅーんひゅーんと森の木々を凄い速さで跳ぶんだ。怖かったけど楽しかった。


 夜暗くなってから忍術学校に着いた。おっきい建物にビックリした。こんなにおっきい家は初めて見たよ。じっちゃんが見たら驚くかな?


 建物の中に入ったら、おっきいお部屋に連れて行って貰った。そこにはじっちゃんと同じくらいの人と、おばさんが1人椅子に座っていた。回りは僕と同じくらいの男の子と女の子が10人位いたよ。


 じっちゃんと同じくらいの人が椅子から立ち上がりお話を始めた。僕はお話を聞いてて凄く眠たくなってこっくりこっくりしちゃった。そしたら身体にビリビリって凄く痺れる光った何かをじっちゃんが手から出してきて、凄くビックリした。凄く痛かった。もう寝ないようにしようと頑張ったよ。


 その後おばさんも少しお話をして僕たちは男の子5人同じ部屋に連れていかれて3段に重なってるベッドに寝かせられたよ。お腹が凄く空いてたけど、疲れてたからすぐに寝ちゃった。


明日から修行なんだって。凄く楽しみだな~

読んでくれてありがとう。

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