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求ム女子力!

服、どうにもなりませんでした。


いや~デカイ葉っぱとかをつるっぽいので巻きつけたんだけどすぐずり落ちる。指で穴開けて通してみたんだけど、歩くと破れちゃうす。


ので胸だけ髪の毛で隠してみる。

歩く。風当たる。髪の毛フワ~ 胸丸出しっ

いやー漫画みたいには行かないッスよね。


まあ見られても減るものないくらいペチャパイ…って自分で言ってて悲しくなってきた…でも(・・)は、さすがに元男、いや半分元男な俺でも恥ずかしい。

あのパンツ履いた時の守られてる感がほしい!


願わくば第一村人は女性と出会いたい。


言葉通じるかな。不思議パワーお願いします!

女の人が出てくるまで見えるところで潜伏するか?いやでも夜になったら危険じゃね?

文明レベル城とか、絶対害獣いるだろ!

ってもう今会っちゃうんじゃね?!


なーんて、昼間の村近くにはさすがに出ないだろ。


そう思っていた時期が俺にもありました。


ーーー


真正面には成体の柴犬くらいの大きさ、頭はオオカミっぽいんだけど、毛がハリネズミみたいにトゲトゲしまくったまさに魔獣ってやつがいた。


やっべぇやっばい。

トゲトゲ、指先から肘くらいまでの大きさあるんでね?

一本でも刺さったら絶叫系激痛の予感!

てゆーか女子になったからにはこの体にんなもんつけてたまるか!あ、もう足とか傷だらけだったわー。


「グルル…」


唸り声をあげて今にも飛びかかってきそうなハリハリわんわん。いやもうどうでもいいよ逃げること考えなくちゃだよでもどこにだよどうしようどうしよう足の裏いたいどうしようあっち木の上のぼれない


ハリわんが俺に向かって跳んだ。





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