キララ「初の驚き」アキ「過去編ですね」
なんか、最近サブタイトルが適当な気がする。特にアキの部分はほぼ使いまわしだな。
Aki「わかってんなら直せよ……」
思いつかん!!まぁ、いいじゃん。
Aki「流石、適当な男だ」
だろ?
Aki「イラってきたわ」
それが僕のクオリティー。では。
Aki・Tsubasa「神秘への旅立ち、案内しよう」
ガゴンッと、扉を乱暴に開ける音がなりアキがあわただしく室内に入ってきた。
中学三年生となったばかりの春、桜が舞い落ちる姿等に目を向けず走ってきたアキには焦りと、そして困惑が胸をしめていた。
休み時間、急に担任―――笹原が現れたと思えば小学校からの連絡でキララが体調不良になったとのことだった。笹原もアキの家庭事情を考慮し早退を進めた。
「キララ!?」
ガンッとまた乱暴にキララの部屋のドアを開ける。両親がいなくなり兄妹二人きりの彼にとって、この始めてのイレギュラーは動揺を隠せないものだった。
「お兄ちゃん……ノックは?」
ニヘラと赤い顔で笑う少女、キララ。心配かけまいとしてか、無理をしているのがはたからでもよく分かってしまうものだった。
「……たくッ。心配かけやがって」
だが、アキはその無理する笑みをみて、どうにか落ち着きを取り戻す。
無理に笑みを見せるちからがあるということなのだから。
「にしても、風邪か?」
すっと、手のひらで汗で額にへばりついた髪を払い、触れる。通常よりも熱い額に熱があることを改めて確信する。
アキは、すぐ戻ると短く告げ慌ただしく階下に行き、洗面所に冷水をいれ、その冷水に氷をいれて乾いたタオルを一枚浸し溢さないように気を付けながら戻る。どこらぶっきらぼうにタオルを絞りキララの額に乗せる。
「つめたっ」
「あっ、悪い」
は声をあげたキララに謝りながらタオルをどけるアキ。触れたそれはあまりにも冷たすぎるものだった。
どうしようかと、辺りを見回して、もう一枚綺麗なタオルを見つけた彼はそのタオルで冷たいタオルを包み冷たさを押さえてから再びキララに乗せる。
「うん……気持ちい」
キララは満足げに呟く。それを見て始めてホッと息をつくアキ。慌てすぎていた自分に少し苦笑をもらしていた。
時計を確認すると十一時半……、自分の分は弁当があるとして、キララの分はなかった。冷蔵庫を漁ってなにか消化によいものを作ろうと決めて立ち上がる。だが、それをキララが声でせいす。
「待って」
「なに?」
「……あれ、取って」
「えっ……?」
キララの指先をたどり驚くアキ。そこには小さな人形があった。
「なんで、これを?」
「お兄ちゃん、ご飯作りに言ってくれるんでしょ?だから、その間の変わり」
「…………わかった」
気恥ずかしさから不器用に答えて、アキは彼が父親に習い始めてデザインし、作った人形をキララに渡した。
その不器用な、とてもじゃないが店先に置ける代物でないそれをキララは大事そうに抱き抱える。
綿が詰まったその人形が形を少し変えてキララに寄り添う。それを見て照れ臭さを感じながら、アキは料理作りを開始した。
Akiの家事スキル新たに判明!!裁縫スキル!!いや、それ以上だな!!
Aki「また思いつきだろ……」
第68部、『創造の思いで箱』を見てみよう。NanaはAkiがデザインが苦手でないことを知っている。つまりはそういったデザインスキルもあるという訳で……人形作りや服作りのデザインもやってたりしたのだ!!
Aki「……普通に読み流すよな」
さぁさぁ、どこにどういった伏線をしいてあるか今一度見直してみましょう!!
Aki「露骨なPV数稼ぎだな」
まぁね~。では。
Aki・Tsubasa「親愛なる者たちへ、我らとまた会おう」




