表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中二病ってなんですか!?  作者: 椿ツバサ
病の誘い~病気編~
76/164

キララ「供物創造者」アキ「料理が作れる人」

新シリーズです。

Miyuki「今回の章……」

ものすごいネタバレだよね。だけど、タマにはそういうのもいいかなって。携帯ゲームとかでもあるでしょ?あ~、今回こういう話かって分かるの。

Miyuki「それもそやな」

ってことで、始めていきましょう。

Miyuki・Tsubasa「神秘への旅立ち、案内しよう」

ミユキに料理を任せることも少なくないが朝は基本的に俺が作っている。理由としてはミユキは朝がそこまで強くないことと、俺が朝ご飯を作りたいからという理由だけだ。夕食はミユキが作る場合と俺が作る場合と半々、昼食はややミユキが作ることが多いかもしれない。

因みに、俺はどちらかといえば洋食やイタリア料理が得意なのだが、ミユキは和食が得意としている。味噌汁や卵焼きの味で負けたのはちょっと悔しい。

キララも俺の作っただし巻き玉子よりミユキの方を気に入ってるし……。

というか、そろそろキララに料理を作らせてみてもいいかもしれない。まあ、なんだかんだ言い訳をして拒否するだろうが。

「アキ兄ちゃんおはよ」

「ん?ああ、おはよ、ミユキ」

「うん……」

目を擦るミユキは本当に眠そうで苦笑いを浮かべる。キララよりましとはいえ、本当に辛そうだ。

「ほらっ、顔洗ってシャキッとしてこい。その間に俺はキララ起こしてくるから」

フラフラと顔を洗いにいくミユキを見送りながら俺は弁当箱を包み、朝食を用意し終える。今日は三人前。ナナは自宅だ。修学旅行から帰ってきて以来陸人さんに捕まって俺の家に泊まれる機会が少なくなっているらしい。

「キララ〜、入るぞー」

ノックをして返事も聞かずに戸をあける。どうせまだ寝ているだろうとたかをくくっていたからだが。

「我が、分身……か」

「起きてたのか、おはよ」

まだ半分眠っているのか上気した顔でベッドに座っているキララ。全く覚醒していないのかしんどそうだ。

「ほらっ、さっさと顔洗ってこい、飯も用意してあるから」

「うん……」

フラフラとあぶなかっしく立ち上がり部屋を出ていく。たまに起こされずに起きたと思ったらこれだ。その姿に思わずもう少し寝かせておきたい気持ちになるが、そういうわけにもいかない。先生が笹原先生だから心配もするだろうし……。

ベッドメイキングを終えて部屋を出る。階段を下りた先にはすでにミユキとキララが席についていてパンにかじりていていた。といっても、キララの方はまだぼーっとしているが。

「いつまで寝ておられるのかしら?」

それとは逆に完全に覚醒しているミユキがキララに言う。それに対し元気にというか、嫌みの一つでもたらせばいつもどおりの朝なのだが。

「…………騒ぐで……ない」

覇気の無い声で小さく答えるだけ。ミユキもそれに対して少し動揺をみせる。

「どうした、キララ?調子でも悪いのか?」

「……睡眠を、欲してる……だけ、じゃ―――もう、腹は満たされたから……いらぬ」

「いらぬって……」

半分ほどしか減っていないパンを見て慌てる。本当にただ眠いだけなのか……フラフラ歩くキララを見送りながらミユキと顔をあわせて首を傾げた。


Nana「Kiraraちゃんなんだ今回のメイン」

察したよね。うん。ただ、最近Kiraraの萌え要素が少なくなってるなと思ったんですよね。

Nana「それで?」

病気+女の子=萌え!!この方程式は覆せない!!

Nana「リアルでは心配してあげてくださいね」

な~い。それでは次回。

Nana・Tsubasa「親愛なる者たちへ、我らとまた会おう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ