キララ「箱庭の会話」アキ「観覧車内にて」
オイゴラ、Aki!!
Aki「なんでいきなり怒ってんだ!?」
Twitter見てるかたならわかるかもしれませんが……恋愛テストやったら僕が30台でお前80やったぞ!!作者の僕さしおいて何様のつもりじゃ!!
Aki「知らねぇよ!?完全な逆恨みじゃねぇか!!」
Nana「……やっぱり、タラシなんだ」
Aki「Nanaまで!?」
Nana・Tsubasa「神秘への旅立ち、案内しよう」
Aki「俺、おいてけぼり!?」
他にも色々なアトラクションに乗ったり、昼食を食べたりしているとあっという間に日はくれ、空が青から赤、黒へと変貌していった。みんなも疲労が見え始め(俺やナナ、未來ちゃんとかはアトラクションそのものよりも笹原先生に疲れたような気もするが)最後のアトラクションにと観覧車に乗ることにした。一瞬あの日の、観覧車が止まったときのことを思い出したが、杞憂になる確率のほうがたかいだろうと思い直した。
ここの観覧車は6人のりだが、俺たちのグループは計8人なのでどうしようかと、話し合った結果四人づつグループに分かれることになり、『グッパー』と言うのか?正式名は知らないが(あるのかすら疑問だが)ソレを行い別れた結果が……。
「やっぱり、もともと高い場所だからか、四分の一ぐらいなのに綺麗だね」
「ふむ、暗きを逆らうために灯す火がきれいよの」
「なかなかじゃないか」
このメンツ―――キララに恵さん、笹原先生、そして俺。なんか、珍しいメンバーだ。
ちなみに俺の目の前には恵さん、その両となりに笹原先生とキララだ。なぜこんな変則的な座りかたなのかというとキララが笹原先生から出来るだけ離れようとした結果だ。つまりは恵さんをクッションにしようという考えだ。別にとって喰おうとはしない―――とも言い切れないのが怖い。
まあ、恵さんもだが、笹原先生も携帯を取りだし写真を取っていたりしているから、大丈夫だと思うが。「お?あれがあのマンションだから小鳥遊の家近くじゃないか?」
「え?あっ、そうですね。へ〜、ここから見えるんだ」
笹原先生が指差した先には家の近くにあるマンションが小さくみえた。以前来たときはわからなかったが……暗いがゆえ、見えるところが限られてるがゆえに見えたのかもしれない。
「そうなの、アキ君?じゃあ、私たちの家も近くかも知れないよ?」
「そうなんですか?」
「うん、私もあの近くだし」
「へ〜、じゃあギリギリ中学の校区ちがったんですかね?」
「そういえばそうだな。私も転勤になったといっても今の、キララたちの学校と倉崎たちの学校とが近かったからたいして通勤が大変になるとかじゃなくて助かった覚えがあったよ」
へ〜、そうなんだ。そういや前の学校どこか聞いてなかったな。てことは、あの中学校だったのかな。と予想をつけているとキララがボソリと呟いた。
「転勤しなければよかったのに……」
「なんだって、キララ?」
「な、なんでもないれす!!」
ピンと背筋を伸ばし変にかみながら答えるキララに俺と恵さんは小さく笑い声をあげた。しかし、かなり小さいこえだったにも関わらずよく拾ったな笹原先生は。さすが地獄耳。
「小鳥遊も変なこと考えてないか?」
「か、考えてませんよ」
「ホントかな〜、なんか焦ってるよ、アキ君」
「ちょっ、恵さん!?」
「あははっ、ごめんごめん」
このドSコンビ怖い……。
「まあ、いい。そろそろ頂上だぞ」
笹原先生が小さく笑いながら窓にしせんをやる。俺たちもその視線を追うと。
「おぉ」
「わぁ、きれい」
「よい眺めじゃ」
「夜景、というものもいいものだな」
四者四様の反応を起こして眼前に広がる光の景色を目一杯楽しむ。それ以上の言葉は漏らさず、全員がただ一心にその綺麗な夜景に見とれながらゆっくりと下り始めた。
ムカつくので次回はAki視点じゃないです。
Aki「そんな理由!?」
いや、最初から考えてた。
Aki「だよな」
いつも通り、現在のアキ以外の視点は三人称です。そのなかでのメインは、今回はNanaです。
Nana「やった!!初めてだ!!」
さあ、どんな話なのかは次回お楽しみに。
Aki・Nana・Tsubasa「親愛なるものたちへ、我らとまた会おう」




