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中二病ってなんですか!?  作者: 椿ツバサ
下界の狂いし遊戯~レジャー編~
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キララ「朝型の騒々」アキ「パジャマ回、お楽しみに!!」

6月ですね〜。

Kirara「天からの攻撃が面倒な時期よのぉ」

梅雨だし雨降るのは仕方ないよ。

Kirara「全く我を苛立たせるとは……」

人類みな平等。梅雨を楽しく乗りきろう!!

Kirara・Tsubasa「楽しき時間を過ごしたまえ」

「忘れ物ないな〜?」

「うん」

ちょっと、そっけない返事。

「我がそのようなミスをするはずなかろう」

「お前が一番不安なんだよ」

キララの頭を小突く。

うん。みんなの言いたいことは分かる。キララやナナを起こすシーンがほしいのだろう。寝起き、つまりはパジャマを着ているし寝ぼけなまこを擦るシーンも見たいと思う。だからその時の様子をダイジェストでお送りしよう。前回は俺しか出てなかったしな。









まず、キララからだ。

「おいっ、起きろ」

「ん〜、お兄ちゃんは渡さないぞ……むにゅ」

誰にだよ……俺は物か?物なのか?

「なに、寝ぼけてんだ。さっさと、起きろ!!」

ガバッとかけ布団をはぐ。すると、寝るときはいつも全裸のキララが……とか、想像したやついねえだろうな?普通のピンクの寝巻きだ。全裸を想像した奴は今すぐ病院にいけ。捕まってから犯行動機に、ヤバイと思ったが性欲を抑えきれ―――これ以上は止めよう。こっちが危ない。まぁ、わかるやつ。察してくれ。わからんやつはすまん。

「ん……ん?なんじゃ?我が分身よ?」

「おこしにきたの。今日出かけるんだから、さっさと、着替えて顔洗ってこい。飯は作ってある」

「朝の供物はなんじゃ?」

朝の供物……朝食の事ですな。

「サンドイッチだ」

「ほう。では、飲み物として血液をもらうとしよう」

「はいはい、血液ね」

俺は素っ気なく返した。血液、トマトジュースのことだ。ちなみにトマトジュースも種類が多いができるだけ糖分が少ないものを選んでいる。最近のは糖分が多すぎて逆に体に悪そうなものも多いからだ。

と、キララはこんなものだ。では、次。ナナを起こしましょう。

……ナナさん?あれ?どこ?

ナナの眠っている部屋に来てみるがどこにもいない。おかしいな……すれ違った感じでもなかったのにな。

「おーい、ナナ〜?」

シーン。返事が返ってこない……

「ナ〜ナ〜?」

「んー。アキ……にゃむ」

ほえ?ナナの声?でも姿が見えん。声はこっちか……

俺が声のするベッドのほうに行ったところで歩みを止めた。

…………パチ。写メ完了。携帯をもとに戻す。そういや、寝相アートというものがあるらしいがこれもある意味アートだ。

ナナは……ベッドと壁の隙間に挟まって奇跡的に床に落ちずにスヤスヤと眠っていた。ナナの寝相の悪さは今に始まったことじゃないがなんてまぁ……すごいものだ。

「ナナ!!起きろ。てか、よく眠れるな」

俺はナナの肩をゆす……あっ。ドンっ、と音をたてて落ちちゃった。俺が触ってバランスが崩れたのかな?

「っ。ん?アキ?」

痛みで目を覚ましてくれる。さて、どうする。

①ナナを助け起こす。

②そのままなにも言わず見守る。

③何事もなかったように部屋をでる。

俺は②を選択した。

「朝?起きなきゃ……?あれ?えっ、どうなってんの!?」

やっと状況を把握したナナ。俺はそれを少し離れた位置から見守る。

「んん。えっ、動けない。アキ!!見てないで手伝って!!」

さて、どうする。

①ナナを手伝う。

②そのままなにも言わず見守り続ける。

③何事もなかったように部屋をでる。

俺は再度②を選択した。

「…………」

「ちょっ、アーキー。お願―――キャッ!!」

暴れるナナの上にシーツや枕が落ちる。

「……ククッ」

こらえきれず笑ってしまう。

「ふぁ〜キ〜!!ふぁらってにゃいで助けなひゃーい」

シーツで口元が塞がってるから上手く発音出来ていない。ここでいたずら心がわく。

俺は音をたてないようにそっと移動してドアを開閉させた。

「ふぇ?うひょ、うひょでしょ!!ファキ〜!!助けて〜!!ファ〜キ〜」

半分涙声で訴える。ちょっとやり過ぎたか?

「おらっ。大丈夫か?」

シーツをベッドの上に戻す。

「あ、アキ……バカ」

おぉ、半泣き。想像してみてくれ。暴れたために水玉のパジャマが着崩れて長めの黒髪が乱れて顔が赤くなっている。

…………パシャ。

「なに冷静に撮ってんのよ早く助けなさーい!!!!」

朝の静けさにナナのどなり声が響いた。







さて、そんなこんなでいかがだっただろうか?二人の朝は?携帯にはナナの今朝の姿はきちんと保存したままだ。現在はアミューズメント施設に行くために歩いてる。

ちなみに、キララは遊びに出掛けるからどことなく嬉しそうにナナは少しムスッとしている。

「機嫌直せよナナ」

「別に。私は普通だけど?」

いや、そんなムスッとした声音で言われても。こりゃ、アミューズメント施設に期待せざるえないな……ナナはもちろんキララも楽しませてくれよ。

俺は願うように心の中で呟いた。

Aki「俺知らねぇからな」

いや〜、ちょっとパロ多すぎたかなっと思ったけど自重せずにやっちゃいました。

Nana「…………私としては少なくとも私達のパジャマ姿の絵とかが無かったからよかったわ」

絵心ないからね〜。入れてみたくはあるんだけど。だから読者の方が描いてくれたら嬉しいんだけどね。まぁ、いないと思うけど。もし描いてくれるという優しい方がいらっしゃったら嬉しいです。

Aki「募集すんのかよ」

ん〜、描いてくれたら嬉しいなぐらいだよ。かかれたかたはお知らせいただければ小説に乗せたいと思います。

Aki・Nana・Tsubasa「また、みなにあえるその時まで」

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