キララ「過ぎ去る嵐」アキ「嵐=ココねぇですね」
今章最終話。そして、もうすぐちゅうなん一周年!!
Kirara「なにかするのか?」
う~ん……やりたいんですけどね、できないんですよ。時間的な意味で。
Nana「せっかくなのにね~」
うん、だから、ツイッターで一周年記念にこれまでのちゅうなんのアクセス総をのせようかなって思ってる。
Aki「なるほどな」
でも、ほんと上手く章の最終話と一周年記念が重なったな。狙ってなかったんだが。
Miyuki「そやね。ある意味運が良かったな」
うん、ってことで。最終話。せーの。
Aki・Kirara・Nana・Miyuki・Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ」
ココねぇは本当にいつも突然で、海にいってきた二日後の夜に唐突に「明日帰るから〜」と、夕食時に言った。滞在日数を確かに聞いていなかったが、そんないきなり言われたもんで驚く。なんというか、自由な人だ。
そんなわけで朝食を食べ終えたココねぇが鞄に自分が持ってきたものをつめていた。そのさい俺のベッドの下に置こうとしてやがりやったエロ本も丁寧に返却する。
「忘れ物はない?」
「ん〜、キララちゃんとミユキちゃん」
「無いみたいだな」
会話のドッジボールを行いながら最後の確認を促し忘れ物が無いことを確認する。まあ、忘れ物をしていようが今どき宅配便というものもある時代ほとんど心配することもないのだが。
ココねぇの見送りにはキララはミユキはもちろんナナもきちんと来てくれた。なんだかんだで、苦手意識はあっても嫌いというわけではないということがよくわかる。
「ココロお姉さん、次はいつ戻ってくるんですか?」
「ん〜、年末ぐらいかな〜。そのときはお父さんたちも帰ってくるだろうから久しぶりに一家全員集合かな〜」
「そうだな」
俺は少し間をおき隣にいるミユキの頭に手をおく。
「そのときは秀さん―――ミユキのお父さんにも会えるだろうな」
「うん」
ミユキは笑顔で頷く。もしかしたら、そのときは全員俺んちに集合か……?
もしそうなったら、ナナん家も多分巻き込んで俺の一家五人にナナの一家三人。ミユキに秀さんの十人が集合するわけだ。恐らくは料理担当は俺と夏希さんの二人か……?今から疲れそうだ。
「それじゃあ、あたしそろそろ行くね~」
鞄を持ち玄関を出て家の前に回しておいた軽自動車に乗り込むココねぇ。
「そうだぁ、ミユキちゃん~、ナナちゃん、ちょっと」
「はい?」
「……?」
ひょいひょいと手を振り二人を車の近くに呼び寄せるココねぇ。そして、二人に耳打ちを行う。
「二人……海で……しっ……あ……くんのこと……」
「なっ!?こ、ココロ姉さん!?」
「な、何をおっしゃるの!?」
「うん?」
耳打ちを終えた瞬間二人の顔が赤く染まる何を言われたのか……。というか、ナナはともかくミユキはエロ系用語とか意にもかいさなようなきがするけど。
「ココねぇ?変なことふきこんでない?」
「変なことはいってないわよね~?」
「う、うぅ」
うつむいて何も言わない二人。まぁ、今更非難したところで無駄か。
「じゃ、ほんとに行くね~」
「あぁ、次帰ってくるときは連絡ぐらいくれよ」
「どうかしら~」
「ったく」
「また、帰ってくるがよい」
「うん、帰ってくるからね~」
俺たちが軽く別れの挨拶を終えたココねぇはシートベルトを着けて車を発進させた。
と、同時にポケットに入れてある携帯が震える。
「おっ、未来ちゃんから……か……――――――ナナ?ミユキ?」
俺が未来ちゃんと口に出した瞬間に二つの眼光が刺さる。
「アキ?……確か未来さんって、呼んでたよね?」
「あ、あぁ。なんか、さんつけで呼ばれるのがくすぐったいからって言われたからちゃんつけにしたんだけど……それが?」
因みにこちらも小鳥遊さんじゃなくて、アキって呼んでもいいといっておいたので未来ちゃんはアキさんと、恵さんはアキ君とよんでもらうことになった。
「……もういい。バカアキ」
「アキ兄ちゃんのバカ」
「はっ!?ちょ、お、おい!!なんだよ」
俺に罵声を浴びせふらふらと帰る二人。その姿に疑問を浮かびつつキララと顔を見合合わせた。
う~ん、なかなかに大変な章だったな。
Aki「そうだろうな」
かなり、Kokoroが暴走しましたからね。それと、少し早いですが一周年となります。みなさんにもっと楽しんでいただける作品にしたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。絵なんかも書いてくれる方大募集してます。皆さんで盛り上げていきたい思うのでよろしくお願いします!!
Aki「Tsubasaが真面目だと……」
たまには真面目になることだってあります!!まぁいいや。ということで。今回はあえてこちらのあいさつで終わりたいと思います。みんな、集合。
Aki・Kirara・Nana・Miyuki・Tsubasa「have a nice day 貴方の一日一日が最高のものになりますように」




