キララ「夜明けの創造人」アキ「朝飯作ったりしまーす」
あ〜そういえば。
Nana「どうしたの?」
いや、僕も学生だからさ。修学旅行というのがあるんだよね。
Nana「それで?」
いや、更新は頑張るけどその時はもしかしたらって……
Nana「あ〜なるほどね。でも、その為の予約投稿じゃない」
分かってるって。頑張るよ。あっ、因みに十月頃に修学旅行だからまだまだだからそれまでにストックを作っておくよ。じゃぁ、皆さん。
Nana・Tsubasa「楽しき時間を過ごしたまえ」
ピピピピッ、ピピピピッ、という目覚ましの音が鳴り響く。
「……っ」
小さくうめき声をあげて音を消す。
……時間は。
「6時?あっ、しまった。はぁ」
俺は小さくため息をつく。せっかくの休日なのに目覚ましを平日と同じ時間にセットしていた。
「眠気も失せたな」
ざっと、カーテンをあけると朝の日差しが差し込みまぶしさから目を細める。これで朝起きたという気持ちになるし体内時計も光りによってリセットされるし。今日はなにしよっかなぁ……
「って、あぁ!!」
そうだよ!!6時セットであってんだよ。
昨日の夜。ナナが何気なくどこか行きたいなと呟いた時の話だ。
「ふっふっふっ、我が分身」
「ん?」
「我も久しぶりにこの世の戯れをしたいぞ」
「お〜そっか〜……ん、そうだな。せっかく休みなんだし行くか」
というわけで、俺達は今日、うちの近くに最近出来たアミューズメント複合施設の遊びにいくことになったのだ。
「んっと。とりあえず、顔洗ってくっか」
俺は伸びをして一階におり洗面だいにたった。寝癖は……よし、そこまで酷くないな。
俺は自分の姿を確認しパシャッと冷たい水をかける。頭が完全に覚醒する。
「よしっ、朝飯作るか」
ちなみに三人分。当たり前だがな。
さて、なにを作ろうか……遊び回るならあまり重くないものがいいだろうしな……簡単にサンドイッチでも作るか。確かサンドイッチ用のパンもあったし。
俺はうん、と頷いてキッチンに向かってあるいていった。
サンドイッチの起源はサンドウィッチ伯爵がカードゲームをしながらご飯を食べれるようにおかずをパンに挟むようにいったという有名な話があるが実際にはパンになにかをはさんで食べるという食べ方はもっと前から存在していたらしい。また、名前の由来としてサンド……砂とウィッチ、魔女以外ならなんでもはさんで食べられるというところから来てるという説もある。また、肉じゃがは東郷平八郎がイギリスに留学したさいビーフシチューを食べたところ非常に気に入り部下にビーフシチューを作らせようと指示をだしたがワインもソースもなく料理長がイメージして作ったものが現代の肉じゃがだったらしい。まぁ、この説も色々あり実際は違うのかも知れないが。
さて、そんなこんなでサンドイッチの完成だ。
んな、どうでもいい豆知識なんていらねぇからどんな風に作ったのか教えろよとどこからかいわれそうなので簡単に具材をいうと……一人辺り3つ作った。1つはツナ缶をしようしてなかにレタスも入っている。お好みでマヨネーズ辺りをかけてみるのもいいだろう。二つ目は昨晩使った、キャベツが残っているためそのキャベツをしようしその中に軽く焼いた魚肉ソーセージをいれたものだ。個人的に魚肉ソーセージは万能な具材だと思う。
そして、3つめはフルーツ缶を使ってデザート風にしてみた。その際フルーツ缶の中のお汁はとっておいく。以外と使えるのがこういった缶詰めのなかにはいっている汁だ。味も濃いので料理を引き立てることができる。
さて、と。ザッと説明したがこんなものだ。どれも美味しいぞ……って。
「俺は主婦か」
おもわず自分にツッコミをいれる。いや、最近は主夫というのもあるけどさ……
「まっ、いっか……さて、と二人を起こしてくるか」時間を確認すると八時になろうとしていた。
いや、みんなの言いたいことわかるよ。俺が起きたのは6時だ。そして、今は8時。2時間たっている。サンドイッチ作るのに時間かかりすぎだろと言われるかもしれない。仕方なかったんだ……ツナ缶あけようとして失敗して指切って。しかも……ザックリと。いてえよ。叫びそうだったわ。ぎりぎりで耐えたけども。
まぁ、ともかく、それで右手人差し指負傷。絆創膏をはろうとしてなかなか絆創膏のありかを探し出せず見つけ出すのに30分もかかってしまった。そこから、消毒なりしてさらに10分。そして……ツナ缶に血液が入ってたのに気がついて諦めて捨てたら変えのツナ缶がなくてしかも、他に具材になりそうなものもなくしばらくの間放心状態になっていた時間。プライスレス。
まっ、結局は近くのコンビニで缶詰め買ってきたんだけどね……なんか、自分の中でこれは絶対ツナ缶にするんだって決めたんだよな……ある意味、自分の中の変な決め事をしたんだから俺も中二病なのか?いや、違うだろう。中二病じゃない。ただのプライドだ。うん。
なぜかわからないがなんとなく、自分を無理矢理納得させて二人を起こしに行った。
……てか、こんな主夫業してる男子高校生の朝の日常だけで今回は終わっていいのか?
Aki「俺しかでてないじゃん!!」
Nana「ちょっと、ひどいような……」
たまにはいいじゃん。
Nana「まだ、連載始まったばっかしじゃん!!」
うっ……ま、まぁ。許してよ。
Aki「今回で読者の方が切らなきゃいいがな」
だ・か・ら!!何時もの決め台詞があるの。ある意味読者の方との約束なんだよ!!だからいうよ!!せーの!!
Aki・Nana・Tsubasa「また、みなにあえるその時まで」