キララ「ショートストーリーズ3」アキ「短編集3」
予定をきって唐突に番外編を行ってすみません。
Aki「どうしたんだよ?」
ちょっと私情で……。ですが、この番外編はつなぎではありますが真面目に書いてますよ。
Aki「ならいいけど」
はい、ということでですが『真夏の優美旅~夏休み編PRT2~』まで見られてから見て頂いた方が楽しめると思います。それでは。
Aki・Tsubasa「楽しき時間を過ごしたまえ」
~10月・ハロウィン~
ナナ「Trick or Treat」
アキ「せめて仮装しろよ」
ナナ「だって、面倒だし」
未来「あはは、いいじゃないですか。外国じゃないですから。クッキーです」
ナナ「あっ、ありがとう」
恵「どういたしまして」
未来「お姉さんなにもしてない!」
恵「家の提供はしてるかな」
アキ「ははっ、確かにそうですね。キララ、ミユキもいっしょに食べよう」
キララ「ああ、承ろう」
ミユキ「ウン」
未来「……二人とも一応仮装っぽくしてるんですね」
アキ「ただのゴスロリだけどね」
未来「キララちゃんはともかくミユキも持ってたんだ」
〜11月・ボジョレーヌーボー〜
千春「それじゃあ、乾杯〜」
小春「乾杯」
恵「乾杯です」
千春「うん……解禁日に買ってきたわいいがやはり美味いな」
小春「まあ、成人してお酒呑んでる人にとっては一種の行事ごとみたいになってますからね」
恵「というか、なんでアタシ呼ばれたのか」
小春「ご、ごめんね。笹原先生が極自然な感じで恵ちゃんも誘おうって言ったから未成年であることすっかり失念してた」
恵「笹原先生は確信犯ですよね?」
千春「疑わしきは罰せずだぞ。それにもし確信犯だとしても、今こうして普通にソフトドリンク飲んで食べてるんだからいいじゃないか」
恵「そういう問題じゃないでしょ」
千春「ほおー。ところで、どうでもいいが、私が個人的に書いている生徒がどんなことをしたとかどんな話をしたとかを記している日記があるんだが、もし、このまま酒に酔ったら倉崎妹に間違えて倉崎が在籍していた年の物を見せてしまうかもしれないな」
恵「うぐっ!?」
千春「なぁ?」
恵「……、はい、文句はありません。笹原先生がアタシを呼んだのも失念していたからです」
小春(なにしてたの、恵ちゃん。まあ、確かに学校の様子って知られたくないか。あと、何気に笹原先生もマメだな。生徒とのスキンシップのためにそんなことまでしてたんだ)
〜12月・クリスマス〜
未来「自分で誘っとあってなんですが、珍しい組み合わせですよね」
小春「確かにね。ナナちゃんも来れればよかったんだけど」
未来「お父さんが風邪で倒れてピンチヒッターの店番じゃ仕方ないですよ。それより、早くクリスマスプレゼントみつけましょう」
小春「そうだね。うーん、にしても全員がそれなりに納得する物じゃなきゃダメだよね」
未来「下は中学一年生から上は……ナナさんのお母さんまでですから。それにアキさんは男ですし」
小春「そう、それが問題なんだよね。うーん、男女関係なくか……って、あっ」
未来「どうしました?」
小春「もともとこのプレゼント選びに笹原先生も呼んでたんだけども、なんか微妙に嬉々として断られたんだよね。なにか企んでいるのかな」
恵「あっ、それお姉さんもです。変なことはしないでと釘を刺したので大丈夫だとは思いますけど」
小春・未来「なんか怖いなぁ」
今回の季節ネタとしては10~12月でした。12月では本編のちょっとした裏話でもありますね。あと、11月はどうしようか迷いました。なにか行事ごとあったかと探しましたね。それでは次回。
Tsubasa「また、みなに会えるその時まで」




