キララ「ショートストーリーズ2」アキ「短編集2」
100話目記念の短編集です。最初から順番に見ていられる方はすこしネタバレが含まれますので『真夏の優美旅~夏休み編PRT2~』まで見られてから見て頂いた方が楽しめると思います。それでは。
Tsubasa「楽しき時間を過ごしたまえ」
季節イベント色々編・4月~9月
~4月・エイプリルフール~
キララ「我が半身よ、実は先ほど我らを生みだみし者たちから連絡が来て帰ってくるらしいぞ」
アキ「えっ?あっ……そうか。ふ~ん、そうか」
ミユキ「アキ兄ちゃん、さっきお父さんから連絡合ってこっちに来てくれてそこからは転勤もなくなるねんて」
アキ「ふ~ん、よかったな」
ナナ「アキ、実は私今度引っ越すことになって……今週末なの」
アキ「いや、もういいから」
ナナ「ばれるよね……でも、一つだけ本当なんだよ?」
キララ「うむ」
ミユキ「ウン」
アキ「へっ?いや、えっ、どれ!?って、おいどっかいくな!!」
キララ・ナナ・ミユキ(全部ウソなんだよな)
~5月・ゴールデンウィーク~
千春「世間は大型連休というのに私たちは仕事か」
心晴「あはは、この学校は五月に体育祭もありますし、終わったら終わったで中間テストですからね」
千春「木原はいいのか?」
心晴「なにがですか?」
千春「気になるのじゃないか?小鳥遊達が」
心晴「うっ……また、そういうこと言いますか大丈夫ですよ」
千春「そうか……ところで、今日白由利が勝負仕掛けるとかいってたな」
心晴「はいっ!?嘘ですよね、嘘ですよね!?」
千春「どうだろうな?」
心晴「もう……」
~6月・梅雨編~
恵「……未来?」
未来「な、なに?」
恵「確かに確認しなかったアタシも悪いよ?悪いけどさ」
未来「…………」
恵「折り畳み傘二つ持ったって言ったからアタシも安心してたよ。なんで言っておいて忘れてるの?」
未来「ゴメン……私もわからない」
恵「まあ、未来のドジも今に始まったことじゃないけどさ。ほらっ、コンビニで傘でもかって買えろ」
未来「うん!あっ……財布も忘れてる」
恵「……アタシが持ってるから大丈夫」
~7月・七夕~
アキ「七夕ってなんで願い事書くんだろ?」
未来「そういえば、そうですよね」
ナナ「彦星と織姫があう話のはずなのにね」
心晴「あはは、実はね、もともとは字が上手くなるようにって願ったみたいだよ。それがいつの間にか普通にお願いを描くようになったみたい。ちなみに日本だけだけどね。こんなことをするようにしたのは」
アキ「へ~……というか、外国にもあるんですね」
心晴「中国とかベトナムとかはあるみたい」
未来「意外に国際的なんですね」
ナナ「そうだね……ところで、あっちは?」
アキ「俺と心晴ちゃんが作った七夕パーティー用の料理食べてる。花より団子らしい」
キララ・ミユキ・千春・恵(パクパク)
~8月・山の日~
アキ「俺たちは学生だから8月に休日が増えると言われてもしっくりこないよな」
千春「こればかりは社会人になってみないとな」
アキ「……あの、俺に夕食おごってくれるのはうれしいんですけどお酒飲みすぎじゃないですか?」
千春「いいじゃないか。なにが先生は夏休みがあっていいよねだ、こちとら補習授業の受け持ちもあるし研修もあるし大変なんだぞ……公務員は高給だ?笑わせてくれる……」
アキ「あはは……」
アキ(つまり俺は愚痴危聞きか。なにがあったんだ?)
アキ「ところで、今日心晴ちゃんは?」
千春「あいつは新人だからな。研修はさらに多いんだ」
アキ「……教員って大変ですね」
千春「山の日万歳だ」
アキ「でも、その日に休めるんですか?」
千春「……アキ、お前も飲むか?」
アキ「教師なら飲もうとしたときに止めてください」
~9月・シルバーウィーク~
キララ「ふぁ……あれ?我が半身?」
ミユキ「アキ兄ちゃんならもう出かけましたわよ。貴方が寝坊されてる間に」
キララ「ふんっ、そうか。なら異端者だけか。嘆かわしい」
ミユキ「さっさと、朝食食べてくださる?寝坊しいおこちゃまさん」
キララ「なんじゃと」
ミユキ「なにかしら……」
アキ「……ちょっと、コンビニ言ってる間になに喧嘩してんだ。シルバーウィークだからって毎朝毎朝喧嘩するな!明日遊びに行く予定だったがやめるぞ!」
キララ・ミユキ「「ごめんなさい!」」
さて、今回は季節ネタを多く取り入れました。今回は4~9月でしたので残りの10~3月もいつかやっていきたいですね。ちゅうなんは取りこぼしてる季節ネタもありますからね。というか、季節によってはまだ Akiたちと出会って無いじゃんというツッコミもあるかもしれませんがそこは目をつぶってください。それでは。
Tsubasa「また、みなに会えるその時まで」




