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中二病ってなんですか!?  作者: 椿ツバサ
常から離れし別なる編~番外編~
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キララ「ショートストーリーズ」アキ「短編集です」

ブレイク話。新章に移る前のちょっとした短編集です。

Aki「全部で五つです」

そして、今回は台本形式で描写などはほとんどありません。もう、小説でもない気がします。

Nana「それ、いっちゃう?」

言っちゃう。

Aki「……きっぱりそう言い切っちゃう辺りがツバサらしいな」

Nana「ま、まぁ。いいじゃない。ということで短編集」

Aki・Nana・Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ」

〜キララVSミユキ〜

キララ「ふっ、朽ち果てるがよい!!」

ミユキ「そのままお返し致しますわ」

キララ「喰らうがよい。終焉への蒼火!!」

ミユキ「貴女こそ。墜にさすらう矢!!」

キララ「だーーー!!!!」


ミユキ「やーーー!!!!」

アキ「あっ、二人はゲームをしているだけで世界を揺るがすような戦いがおこってるわけではありませんよ」



〜なに色?〜

ナナ「あれ?キララちゃんってピンク好きだっけ?」

キララ「嫌いでは無いな。特にこの布は我のお気に入りだ」

ミユキ「子供っぽいですわね」

キララ「なんじゃと!?貴様のはなんの魅力もない黒ではないか!?」

ミユキ「大人のよさが貴女にはわかりませんわ」

キララ「なにを!!」

ナナ「まあまあ、あっ、ちなみに私のオキには白のレース」

キララ「ほ〜、なかなか可愛いの」

ミユキ「それについては不本意ですが概ね同意ですわ」

ナナ「でしょ、でしょ?これなら、誰に見られたとしてもかわいいって言われると思うの」

キララ「ふむ、そうだな」

ミユキ「そうですわね……」

※注意

彼女たちはハンカチについて話しているだけです。



〜一級フラグ建築士〜

スーパーにて。

アキ「えっと……後はそうだ、あそこか」

女子高生「ん〜、もうちょい……」プルプル

アキ「…………はい」ヒョイッ

女子高生「えっ?」

アキ「あっ、もしかして違った?」

女子高生「い、いえ。あってます」

アキ「ならよかった。ここらへんなんか陳列されている棚が高いから大変だよな……そうだ、ほかなんか必要なのは?」

女子高生「あっ、だ、大丈夫です」

アキ「そっ、ならいいや。またなんか困ったことあったら聞いて。後十分ぐらいはいてると思うから」

女子高生「はい」

アキ「じゃあね」

女子高生「ありがとうございました―――格好いい人だったな……///」


町中にて

ナンパ男1「暇してんだろ?」

ナンパ男2「ちょっと、俺たちと茶でもしようぜ?」

女子大生「こ、困ります……」

ナンパ男1「いいじゃんいいじゃん。俺たちも楽しくてアンタも楽しい一石二鳥だろ?」

女子大生「だから、私は別に暇なわけじゃ」

ナンパ男2「嘘はよくないよ〜?ここでボーッとしてたの知ってるよ〜?」

女子大生「だ、だから……その」

アキ「……お待たせ」ポンッ

女子大生「えっ?」

アキ(話合わせてください)コソコソ

ナンパ男1「なんだ、テメェ?」

アキ「つれっていうか、コイツの彼氏ですけど、あなたたちは?」

ナンパ男2「あっ?んだよ、男もちかよ」

女子大生「そ、そうです。だから、困るって……」

ナンパ男1「それならそう言えよ。行こうぜ」

ナンパ男2「ああ」

アキ「……行きましたね。あっ、突然すみません」

女子大生「い、いえ。ありがとうございました」

アキ「気にしないでください」

女子大生「あの、お礼でも」

アキ「気にしないでください」

女子大生「で、でも!!」

アキ「いえ、本当に。それにちょっと、急いでますし」

女子大生「そうですか……だったら、またどこかで会えたらその時は」

アキ「はい、了解です。じゃ、また会えましたら」ニッコリ

女子大生「はい、それじゃ……///」ポーッ


ナナ「アキ……」

アキ「ん?」

ナナ「この女たらし」

アキ「はぁ?誰が女たらしだよ」

ナナ「知らない。自分で考えて」プイッ

アキ「ちょっ、なんだよ、おい……!!」



〜先生の先生〜

心晴「…………はぁ。どうしよう」

千春「この、気持ち押さえきれない、って続くのか?」

心晴「えっ!?さ、笹原先生なんで!?」

千春「なんで、もなにも無いだろ。ここは職員室なんだからな」

心晴「そうですけど……」

千春「ふ〜ん、小鳥遊に遊びの誘いか」

心晴「わっ!?人の携帯みないでくださいよ!!それに遊びじゃなくてミユキちゃんに関することでの相談です!!」

千春「というのはたてまえで下心もあるんだろ?」

心晴「下心なんて……」

千春「否定はなし、か」

心晴「う、うぅ……」

千春「まあ、いい。しっかり、恋をするんだな。倍率は高いが」

心晴「そういう、笹原先生だって、彼氏とかいないんですか?」

千春「私は男に興味がないんでな―――と、そろそろ行かなければ」スタスタ

心晴「興味がない…………えっ!?じゃあ、もしかし、て……ってえぇ!?」


〜中二病〜

アキ「そもそも中二病ってどんなことを表すんだ?」

ナナ「思春期にありがちな背伸びした言動のことらしいよ」

ナナ「主に三種類あって、反社会的な、不良的な行動をとるDQN系、流行に流されず、他人とは違う自分が格好いいと思うサブカル系、不思議、超自然の力に憧れたり、それらを持っているという設定を作り、キャラクターを演じて楽しんでいる邪気眼系があるんだって」

ナナ「キララちゃんは邪気眼系、ミユキちゃんも邪気眼系だけど少しサブカル系も入ってるかな」

アキ「以上、元邪気眼系中二病患者、ナナの中二病説明でした」

ナナ「それ言わないで!!」

いや~、ね。とりまAkiは爆発すればいいのにと思いますね。

Nana「うん、ちょっとひどいね……って、そうだ!!二話目のちょっとやばくない?」

なにが?ハンカチの話を書いただけですけど。それともNanaさんはなにか、別の意味を想像したんですか~?

Nana「なっ!?」

ん~、どうしたんですかね~?

Nana「うぅ……なんなのよ~!!最近の私!!というか、今回の最後の話も私がオチだし~!!」

あっ!!おい、どこいくんだ!?って、一人かよ……まぁ、いいや。次回からは新章に移って、通常通りの話にもどります。また、こんな形の話もしたいですね。

Tsubasa「そなたとの契り、またここで会おう」

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