キララ「思いでログ」アキ「なつかしいな」
二月になりましたね~。二月といえば節分ですよね~。
Nana「……バレンタイン」
他にも、二月は逃げるといいますしすぐ過ぎ去りますよ。現に忙しいですしね。
Nana「……だから、バレンタイン」
そういえば、この寒さの厳しい季節に冬期オリンピックは熱くもえさせてくれるのでしょうか?
Nana「バレン―――」
Aki「Nana……やめてやれ」
Nana「うん……そうだね」
……失礼な。では。
Aki・Nana・Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ」
「………………やることねぇ」
俺はソファーに腰かけながら呟いた。昼飯も、久しぶりに一人だったので適当に誤魔化したものをやりその他家事全般もやり終えて、なんとなく手持ちぶたさだ。
ゆっくりしようと思っていたのになぜか逆に落ち着かない。
「なんかなぁ……そうだ」
俺はソファーから立ち上がりバラエティ番組を流すテレビを消した。そして、二階に向かう。
今日は普段出来ない所の整理でもしよう、そう思った。
とりあえずはまず、自分の部屋の掃除を始めよう。
「と思ったが……いうほど汚れてないよな」
こまめに定期的に掃除もしているし、そんなに汚れは見当たらなかった。
といっても、完全に綺麗なわけではなく、机の上の棚部分は少しごちゃごちゃしていた。そこを中心に始めよう。
「えっと……まずは」
俺はとりあえず上の荷物を全部下ろしてみる。基本的には去年使っていた教科書とノートで、たまに重要プリントをファイルしたクリアファイル等があった。
「あっ……これって」
俺はそのクリアファイルの中から一つだけ、プリントや紙でない、それ取り出す。
「懐かしいな、これ」
思わず顔がほころぶ。てっきり、無くしたと思っていた。
俺はそれ―――キララとナナが作ったミサンガを手首にはめた。
これは、四年前の誕生日のとき、二人が編んでプレゼントしてくれたものだ。キララのは黄色と空色がメインの、ナナのは桜色と黄緑色がメインのものだ。
そっか……ここに直してたんだ。
多分、なんかの拍子に間違えて入れてしまったんだろう。無意識の行動だったのかもしれない。
「整理してよかったな」
これだけで、そう思ってしまう。少しぶっきらぼうな二つのミサンガを見て笑う。
「って、思い出に浸ってる場合じゃねぇな」
本来の目的の掃除を忘れてしまいそうになっていて苦笑する。どうも、掃除中にアルバムなんかを見つけたらのめり込んでしまうたちらしい。
そうだ……アルバムといえば。
俺はあることを思いだし山と積み上げられている荷物の中から目当ての物を見つけ出す。
「たしか……あった、あった」
俺は家族写真やらが写っているアルバムをバッと広げ写真を見つけ出した。
そこには四年前の、中学二年の俺とナナ、小4のキララが写っている写真があった。
俺は写真を見ながら思い出に気持ちをはせた。
次回、過去編!!今回Nanaの出番が少ないですが、そのNanaが次回では出番は多くなります。
Nana「やった!!」
Miyuki「……過去編、ウチ、おらへん……でぇへん」
……Miyuki、それは、ごめん。で、でもさ!!前回はMiyukiだったんだし……がまんして?
Miyuki「……分かった」
あ、はは。それではまた次回!!
Nana・Miyuki・Tsubasa「そなたとの契り、またここで会おう」




