キララ「執務予定」アキ「なんか予定あるの?」
例えばだよ。
Nana「うん」
Nanaが今回も次回もでないとしたらさ、三回連続で出ないことになるわけじゃん。
Nana「……うん」
それでも、よく考えたら他のサブキャラや二章以降から登場したMiyuki
よりかは出てると思うんだよ。だから、いいかなって。
Nana「よくないからね!?えっ、出ないの!?」
……見たらわかるよ、うん。それでは。
Nana「ちょ、ちょっと!!」
いいから、いいから。
Nana「むぅ……」
Nana・Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ」
朝は味噌汁にご飯、漬物と野菜の和え物だ。ザ・和食といった感じだ。因みに味噌汁の具はえのき、ワカメに大根や玉ねぎに豆腐だ。昨日の内から簡単な下ごしらえは終えていたのですぐに用意はできた。
「いっただきます」
「頂きます」
「今朝の供物をいただこう」
三人の合掌(上から俺、ミユキ、キララ)が同時にリビングに響き、食べ始める。ナナは今日、というよりは昨日は学校終わり、直ぐに自宅へと帰ったので泊まってない。まるで泊まっていることがデフォルトになっている気がして思わず苦笑してしまいそうになるのをなんとか堪える。
「あっ、キララ、口」
「えっ?」
「米粒」自分の右唇あたりを手でさすり米粒がどこについているかを示す。キララは俺の指す通りの方に手を持っていきそれをとった。その様子を見ていたミユキがボソリと、「何時までも幼児の用な方ね」とあえて全員に聞こえるように呟いた。
「ふんっ、貴様にはいわれとおない」
ほらっ、挑発のった。第一ラウンド開始だ。まぁ、確かに身長に限定するならミユキの方が幼いよな。その他の、主に胸とかはともかく。
「そうですね。わたくしもまだ子供。ですが、貴女よりは大人ではありますね。その幼児の様な食べ方をする、貴女よりもね」
「貴様〜……」
やっぱ、こう返しますよね。てか、最初にも少し思ったけどあえて幼児と言ったんだな、ミユキ。
「はい、そこまで。喧嘩しない」
これ以上は取っ組み合いになりそうだったので俺は止める。朝からコイツらは疲れないのか。でも、何となくだがキララとの喧嘩は、それ以上にじゃれあっている、という印象をここ最近、はっきり言うとミユキの孤立を取り除く作戦を行った以降からその傾向が強くなったように感じる。本当の意味で家族になってきたんだな、というものを俺は感じていた。
「で、お前ら、今日はなんか予定があるのか?」
ご飯を食べ終え、一息つくためにお茶を啜りながら二人に尋ねる。
「我は同胞、ナナ姉の砦へ向かう。そこの異端者と一緒にな」
「ナナん家に、ミユキと一緒に?珍しいな……なにするんだ?」
「我が分身には関係の無いことだ」
「関係無いって……まぁ、いいけど」
そこで、少し考える。どうせ、今日は暇だしな……。
「それって俺も行っていいわけか?ナナの母さん達にも久しぶりに会いたいし」
「いや、それは……その―――」
「今日はナナとソレの三人だけで遊ぶ約束やからアカン。我慢して」
なぜか口ごもるキララの変わりにミユキが言った。
「そうなのか?なら、俺は今日はのんびりしとくよ」
俺はお茶を飲み干し食器を片付けていく。キララとミユキはなにやら小声で言い合っている。馬鹿だの、要らぬなど……なに、いってんだか。
まあ、俺は今日は家でゆっくりするというルートが決まった、というわけだな。久々に体を休めれるかも。
そう思い少し体を伸ばしながら皿洗いを開始するためキッチンに向かった。
Nana「ホントに出なかった……あんなこと言っておいて実は、みたいなものだと思ったのに……」
Aki~。Nanaが怖いよ~。
Aki「しらねぇよ。さわらぬ神にたたりなしだ。そっとしておけ」
うん、わかった。じゃぁ。
Aki・Tsubasa「そなたとの契り、またここで会おう」
Nana「このままモブキャラに格下げとかにならないよね~……」
Aki・Tsubasa「いや、それは無いから」




