表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中二病ってなんですか!?  作者: 椿ツバサ
高位なる訪問者の告げ~さまざまな教え~
36/164

キララ「終焉と新たの始まり」アキ「始まりって、なんか始まったか?」

皆さんあけましておめでとうございます!!

Kirara「新たな時代の幕開けか」

ただの年明けですけどね。まぁ、消費税が上がるのも決まってますし一概に間違いとは言えないけど。

Aki「っていうか、今更感あるよな。もぉ、けっこうたってるし」

仕方ないじゃん……という訳で、新年一発目はこの章最後です。では。

Aki・Kirara・Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ」

「―――よかった。本当に」

『うん、全てキララちゃんの考え通りになったみたい』

昼休み、弁当の匂いを感じながら俺は心晴ちゃんからの電話を受け取った。どうやら、作戦通り上手くいったらしい。

キララの作戦、それは自分の―――いや、正しくは小鳥遊家の知名度を利用する、というものだった。

まず、俺はわざと箸をいれ忘れる。そして、それを理由にキララがミユキのクラスを訪れる。キララの知名度とそれを上回る言動の不可思議さからクラスの注目はいっきにミユキに集まる。それをミユキは嫌がりキララを帰そうとするもなかなか帰らない。そこを敵対している心晴ちゃんに助けてもらう。だが、一度集めた視線はすぐには戻らずに質問攻めに合う。それをまた心晴ちゃんに助けてもらう。

こうして、ミユキを自然とクラスに馴染ませつつ心晴ちゃんとも仲良くさせる、これが作戦概要だった。

『だけど、これからは毎日割り箸持ってこなくちゃならないや』

「それぐらい、我慢してくださいよ」

『ふふっ、分かってるよ。割り箸程度でここまで上手くいくのは安すぎるチップだよ』

「そうですね」

俺たちは電話ごしに笑い合う。因みに割り箸の件に関しては昨夜の内に連絡を入れておいた。急な願いだったが作戦等を俺から話してその作戦にのってくれた。奇しくもあのときキララの必死な様子を心晴ちゃんが見ていた事がこの作戦をスムーズに進行する要因の一つになったのだろう。

「それで?ミユキはなにか言ってましたか?」

『ううん。なにも。恨み言もなにもいってないし、これが作戦なのか気づいているかさえ分かんない……だけど、ミユキちゃん。クラスの子達と話しているとき嬉しそうな顔してた』

思い出すように呟く心晴ちゃんに僕は笑みを浮かべた。心の底から安堵する。

その時―――。

『あっ、えっ!?』

「心晴ちゃん?もしもし、どうかした?心晴ちゃん?」

『もしもし、私だ。小鳥遊』

「あっ……さ、笹原先生」

『なに、シスコン小鳥遊の声が聞きたくなって代わってもらっただけだ』

嘘つけ。後ろから心晴ちゃんの返して下さいよ〜って声が聞こえてるぞ。てか、誰がシスコンだ、誰が。

―――とは、言えず。

「そうですか……とりあえず、シスコンなんかじゃないです」

と、だけ返した。

『じゃあ、ロリコンか?』

「なんでそうなる!?」

思わず、敬語を忘れ突っ込む。てか、向こうの情景が見えるぞ。

身長の高い笹原先生が心晴ちゃんをあしらってるのだろう。それに、さっきからタン、タンッていう音が規則的に聞こえる。恐らく、心晴ちゃんがジャンプでもして取り返そうとしているのだろう。

『違うのか?じゃあ、狙いはやっぱり白由利か?』

「なんで、そこでナナがでるんですか?」

「ん?アキ、呼んだ?」

「あ〜、なんでもない、なんでもない」

タイミングがいいのか、悪いのか……購買から帰ってきたナナが俺に話しかけてきた。手にはパンを持っていた。

『ふむ、では、しかしいくら教育実習としてでしか関係したことがないとはいえ妹同然の親戚の子の担任に手を出すのは……私も恋愛に縛り等もうけたくないがいかがなものかな』

「どうしてそうなった!?」

『はっはっはっ、いいじゃないか別に』

「はぁ、心晴ちゃん―――木原先生にも迷惑でしょうが」

『ふむ、そこまで迷惑ではないと……むしろ、世話をしてやっているのだが』

「はっ?どういう意味で?」

『この意味が分からないか。白由利も木原も大変―――あっ』

『はぁはぁ、もしもし?アキくん?』

「あっ、取り戻したんだ」

荒い呼吸で焦ったように心晴ちゃんが捲し立てる。

『と、とにかく。さっきの笹原先生のは気にしなくていいからね。それじゃあ、仕事もあるし。きるね』

「わかり、ました……あっ、その前に、一つだけ」

『なに?』

「また、電話とかしていいですか?」

『えっ……っと、えぇ!?』

なぜか声をあらげる心晴ちゃん。

「ほらっ、ミユキの事とかも聞きたいし」

『あっ、あぁ。そう、ですよね。あははっ』

「……?まぁ、じゃあ、そういうことで。さよなら」

『さ、さよなら〜……』

心晴ちゃんはどこか気の抜けた返事を聞きながら俺は電話をきった。その時、ナナが冷たい視線を送っている事に気づいた。

「なんだよ?」

「別に……さっきから、少しだけ電話聞こえてたんだけど……フラグクラッシャーな変態が目の前にいるなって」

「はぁ?」

「さっさと、食べないとお昼食べる時間無くなるよ」

「お、おう」

なぜか不満気なナナに疑念を抱きつつも俺は弁当を食べ始めた。

フラグ立てまくりですね。

Nana「……ねぇ、これってラブコメ?てか、心晴ちゃんとってどうなのよ?」

さぁね~。これってありなんですかね?まぁ、僕の中では……。

Nana「ありってわけ?」

おもしろければなんでもOK!!

Nana「……なんでこうなるかな」

新年早々へこむNanaだった。ほらっ、最後のあいさつするよ?

Nana「うん」

Nana・Tsubasa「そなたとの契り、またここで会おう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ