キララ「脅威の刺客」アキ「まぁ、ある意味脅威か」
今回の章は……ちょっと仕掛けます。
Nana「何を?」
うんと……実は前から考えていた章なんだよね。その為の伏線も一応前章にしいておいたし……
Nana「そうなんだ」
まぁ、いつも道理気楽に見てくだされば嬉しいんですけどね。あっ、それと新キャラ登場します。
Nana「そうなの!?」
といっても、ミユキの父親である秀のようなたま~に出るようなキャラだけどね。んじゃ。
Nana「楽しき時間―――――」
Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ」
Nana「はいっ!?」
最後に簡単にテーブルの上ふいて昨日、金曜日に買った菓子でも置いて……飲み物は……まあ、来たときにコーヒーでもいれよう。
「わ、我が半身よ。そのように綺麗にすることも無かろう。すぐに帰っらせればよかろうに」
「ダメだ。キララの話もよく聞かないとダメだし、ミユキもまだ越してきたばかりなんだ、学校でどのように振る舞ってるか聞かなきゃな」
「む、むぅ」
「それに、俺達は両親ってのが家にいない以上になにか迷惑かかってないかってのも気になるし」
「気にしすぎじゃ」
「はいはい、わかったから大人しく待ってろ」
俺は文句を垂れるキララの頭に手を置いて髪を撫でる。ったく、なにがそんなに嫌なのやら。
窓から空を見上げる。晴天、とは言いがたいが微妙に曇りがかっている。しかし、雨の心配はなさそうだ。そのあと、時間を確認する。もう少しでまず、キララの方が来ると思うんだが……
―――ピンポーン。
て、丁度来た。
「はい」
俺は軽く返事をして、玄関をあけて、「やっほ、アキ」静かに閉めた。
「あ〜、まだみたいだな〜、うん」
何事も無かったように立ち去ってみる。
「ちょっ、アキ!?なんで閉めたの!?なんか久々に門前払いされてよ!?」
「だぁ、もう、うるさいな」
俺は大人しくもう一度玄関を開け、ナナの顔を見る。
「酷くない?なんで、閉めたの?」
「別に、ただ今日用事あるからさ」
「用事?」
「そっ、まあ、とりまはい―――あっ、来た」
「えっ?」
俺の声に反応してか後ろを振り替えるナナ。
「おぉ、久しぶりだな。小鳥遊に白由利」
「お久し振りです―――笹原先生」
「あ、あれ?なんで笹原先生が?」
ナナは急な笹原先生の出現に戸惑っているように俺の顔を伺う。
「今日はキララとミユキの家庭訪問なんだよ」
「あっ、そうなんだ。そういや、そんな時期だよね」
そう、何時もこの一学期、中間テストが終わって直ぐに家庭訪問をして回る。
「はっはっはっ、相変わらず仲がいいのは結構だがいい加減家にいれてくれないか?玄関口で家庭訪問したことはあっても、玄関前でやったことは無いぞ?」
「あっ、すいません。どうぞ、お入りください。ナナも来たらいいよ」
俺は玄関を大きくあけ、二人を招き入れた。
―――笹原千春先生。国語科担当で俺とナナも中学三年の時に担任をもってもらった、豪快で生徒間の仲もよい、人気の高い女性の先生だ。
しゃべり方だけをみれば男口調で、身長も男の俺より高く一般女性と比較したらかなり大きい方だ。ちなみに、その男勝りな感じには似合わず大きく、胸につけたたわわに実った大きな果実も特徴的だ。
「ん?なに?」
「えっ?あっ、別に」
無意識の内に俺はナナを見ていてその視線に気づいたナナに問われるがまさか、笹原先生とナナの胸を比較していたと言えるはずもなく適当に誤魔化す。「……ふむ、アキも男なんだな」
と言って胸の前で腕組みをして誘惑してくる先生。てか、俺の視線気づいていたのか。相変わらず聡い人だ。
「なに言ってるんですか……?てか、教え子誘惑しないでください」
「ふふっ、キミが見たんだろ?私と白由利の胸を」
「あっ、さっきの視線って……ア〜キ〜!!」
「ちょ、お、落ち着け、ナナ!!」
ナナの逆鱗に触れ俺を殴ってくるナナ。
「はっはっは、相変わらず元気だな」
「貴方がたきつけたんでしょうが!?って、痛い!!」
「何を騒いで――――――」
「っておい、キララ。先生見て二階に戻るな!!そして、ナナいい加減やめてくれ!!」
まだ、キララの話を聞いていないのにただ、疲れるのであった。
という訳で新キャラ笹原先生の登場です。後、もう先に言っておきますがミユキの先生ももちろん登場しますよ!!
Nana「待って!!前書きの最後のあいさつ何!?」
いや~、そろそろかえよっかなって。
Nana「だったら先に言っておいてよ……もぅ。それじゃ……って、これも変えるの?」
ホレ(ピラっ)
Nana「えっ?あぁ。せーの」
Nana・Tsubasa「そなたとの契り、またここで会おう!!」




