キララ「深海心層への光」アキ「俺(アキ)の心の考え」
お気づきの方もいるかもしれませんが僕は関西人です。
Nana「気づかない内に関西弁出てるかもだしね」
うん、なんだけど友達とかから標準語ばっかしって言われる。
Nana「そうなんだ。なんでかな?」
たぶん小説内ではできるだけ方言を出さないように気を付けているからかな。では。
Nana・Tsubasa「楽しき時間を過ごしたまえ」
「ア・キ・兄・ちゃん」
「……ミユキ。いいから離れるんだ」
「……アカンの?」
「いや、もうそれいいから」
グイッとミユキを腕から離してソファーの上で伸びをする。ソファーで寝たからなのかやたらと間接から音がでる。
皿洗いや掃除等の家事を終わらせて一息ついていた。
「……お兄ちゃん……」
「あ〜……キララ〜?」
「うぅん」
頬を書きながら苦笑いを浮かべる。キララはなんか完全に拗ねているようで俺のズボンの裾をまるで子どものようにつかんでいる。なんというか……オモチャやお母さんを妹弟にとられた子どものようだ。はぁ、またややこしいことになったな……えっと、キララ元気づけるためには。
「ふぅ、キララ」
「……ん?」
「アニットメート行くか?」
「えっ!?いくいく!!」
「分かった分かった。落ち着け。ミユキも行くだろ?」
「うん。ウチも行く!!」
「よし、2人とも用意してこい」
俺が言うと2人とも出掛けの用意に行った。さて、俺も準備を……
「………………」
「………………」
「……………………」
「……………………」
「…………………………」
「…………………………ナナさんも来ますか?」
「うん。じゃぁ、用意してくるね〜」
ナナは言うが早く用意に行った。怖かった〜……あのナナの目怖かったよ。
苦笑いをまたして俺も出掛けの準備に向かった。
やって来ましたアニットメート。場所は以前行ったアミューズメント施設の一つだ。
「さて……と。好きに見てきていい……ぞ〜」
俺が言い切る前にキララ達はそれぞれ好きなコーナーに飛んで行っていた。早いなオイ。
「はぁ、ナナはどこから――――――いねぇ」
なんでナナまでいないんだよ。まぁ、確かにあいつもアニメ好きだからな〜……キララのもとに行くか。
そのキララは琉死腑亜のオープニング曲を鼻歌で歌っていた。
「おい、キララ」
「なにじゃ〜?」
声だけで返すが俺のほうには振り向かずグッズ選びに専念している。
「ちゃんと、英語の単語テスト頑張って満点3連続でとっただろ?」
「そうであるが、それがどうかしたのか?」
「ご褒美だ。千円までなら好きなグッズ買ってやる」
「本当!?流石だぞ〜、わが分身よ〜」
うん、嬉しいのは分かった。だから抱きつくのは止めろよ。家ではまだいいんだが外でやられると他からの目が怖いよ。
いつになったら兄離れしてくれることやら。母さん達が外国いってからますますブラコン気味になってきたよな、キララ。かくいう俺もあんまり強くつっぱねられないんだけど。
「時間はあるから好きなん選べ」
「うん!!」
ポンッとキララの頭を撫でながら自分にもキララがブラコンになった原因があるんだなと認識せざる得ないなと苦笑いとも微笑みともいない笑いを浮かべるのだった。
MIYUKI・MIYUKI!!
Aki「……きもっ」
キモイとはひどいな。
Aki「なんでそんなにMiyuki押しなんだよ」
なんか、好きなんだよね。
Aki「もしかして、ロリコン?」
違う、ロリとは愛でるものであり性対象にしてはならずロリに手を出すとはそれはだめで――――――
Aki「また、みなに会えるその時まで」
オイ!!無視をするな!!
Aki「黙れ、変態」




