キララ「贈り物渡し」アキ「交換会」
ミニ小説コーナー
とある国に、アキタマス王という王と、その妻ナナーレがいました。
そして二人の間にはキララース王女とミユキレス王女がいました。
アキタマス(以下アキ)「俺たちの娘も立派に育ってくれてるな」
ナナーレ(以下ナナ)「うん。きっと立派な女王となるよね」
いかにも幸せそうな家族であり国。しかし、王アキタマスは隣国の王女チノハールに恋をしてしまいます。そして、とうとう宰相にこうつげました。
アキ「チノハールさんを正妻とする」
こうして新たにアキノマスの妃にチノハールがなることになったのです。
アキ「キララースもミユキレスも愛してくれますね?」
チノハール(以下チハル)「ああ。もちろんだ。我が子同様に可愛がろう」
この約束を守るよう、チノハールはきちんと可愛がっていたのですが、我が子が産まれると前妻の間の子である2人がだんだん気に食わなくなっていきました。そこで、策略家でもあった彼女はある作戦をたてました。
はい、突然始まりました新企画。この話の続きはまた次回。それでは本編。
Tsubasa「闇を明けよう、心に光を」
「はい、じゃあ最後心春ちゃん」
「うん、はいっと」
心春ちゃんが最後にクジを引く。
「よし、じゃあせーので……せーの!」
パッと全員でクジを開く。そこには全員番号が書かれている。俺の番号は、2か。
「かぶってる人は?」
俺の問いかけに全員首をふる。よかった。
この人数だと全員のプレゼントをそれぞれが用意すると大変なことになるし好みも分からないので今回はプレゼント交換会としそれぞれのプレゼントに番号を振り分けて当たった番号をもらうという形にしたのだ。もし、自分のプレゼントとに当たった場合は全員引き直す予定だったがその手間が省けた。ちなみにプレゼント番号は俺が置かれているものに適当につけたのでどの番号が誰のかなんていうのはみんな知らない。知っているのは自分のプレゼントの番号だけだ。因みに俺のプレゼント番号は5番だ。
「そうだ、一番引き当てた人から順に名乗り上げてみたらどうだ?それで、プレゼントの中身を見てから誰からのプレゼントか発表って感じで」
「あー、いいかも。アタシは賛成でーす」
笹原先生の提案に青葉も声をあげる。他のメンバーも異論は無いらしい。
「よし、じゃあそれで行こう。じゃあ、一番の人」
俺は様子を伺いそう尋ねることにした。というか、いつの間に俺が司会役をやるようになってたんだ?まあ、いいけど。
「ふふっ、じやあ私から見さしてもらうことになるわねー」
そう言って立ち上がったのは夏喜さんだった。
「えっと、これね。よし、じゃあ開けさせてもらうわね」
そう微笑んで一番の、やや小さめのプレゼントの袋の包装を解いて中身を確認する。中かから顔を覗かせたのはーーー。
「あらっ?美味しそう」
クッキーを始めとしたお菓子数種類だった。見た感じ市販のものでもなさそうだな……手作りか。
「あっ、私のです、それ」
すっと手を挙げたのは未来ちゃんだった。そういや似てるな、あのお菓子の形状、前に未来ちゃんの家に行った時に食べクッキーのものと。
「年齢層もバラバラだしアキさん男だからあんまり女の子っぽいのはダメだよなー、って思って悩んだ結果お菓子にしました。口にあえばいいですけど……?」
恐る恐るといった様子で尋ねる未来ちゃん。そういや未来ちゃん、というか倉崎姉妹と夏喜さんは初対面だから当たり前っちゃ当たり前か。
「じゃあちょっと食べてみよっかなー……、うん、美味しい」
「よかった……」
「うーん、これなら料理班でまよかったかもね。お菓子作り上手いみたいだからアキ君と共同でデザート系で」
そういって悪戯っぽく笑い未来ちゃんにウインクを投げかける夏喜さん。
「あっ……うっ」
口ごもる未来ちゃん。なんか顔を赤くしてるけど……。
「お母さん!」
「ナナも料理がうまくなればこっち側になれるんだけどねー」
「も、もう……」
頬を膨らませるナナ。おうおう、このパーティーS多すぎるでしょ。まあ、夏喜さんの場合は母性的な意味が多いんだけど。
「あははっ、じゃあ二番の人……って俺です」
そういって手を上げながらプレゼントをとって開ける俺。えっと……中身はカードケース?
「それわたしのだよ」
心晴ちゃんが少し遠慮気味に笑う。
「最初財布と悩んだんだけど、財布だと趣味がでるからこれぐらいならいいかなって。アキくんは自転車通学みたいだけど……大学とかいくんなら定期入れとかにもなるしね」
「ううん。気に入ったよ。しばらくはポイントカードとか、そういったもののにするね」
俺は微笑んで心晴ちゃんに返す。大きさは結構いい家事。ポケットにも十分入るな。やっぱりいいな、うん。
「あっ、えっと、ありがと」
「うん?礼を言うのはこっちだけど……ありがとう」
「そ、そっか。うん、どういたしまして」
少し慌てる心晴ちゃん。どうしたんだろうか?
「これが、タラシの要因なんですか?」
「ああ、そうだ」
「つられる方が悪いのか、鶴ほうが悪いのか……微妙だね」
「オイこら、そこ。微妙に聞こえる声でいうな」
上から青葉さん、笹原先生、恵さんの順でこそこそ話し合っていた。なんですか、この3人。青葉は初対面でしょうが、なんで仲いいんだよ。
「はあ……よし、じゃあ三番の人ー」
「私ねー。そしてアキは自分の発言見直した方がいいよ」
「えっ、初手文句!?」
思わず驚いてしまう。それに小さく頬をふくらましている未来ちゃんが頷いた。
「今回のクジは心晴さん一人勝ちかな」
クスクスとなにか夏喜さんがつぶやいていた。
Aki「なに、あの前書き」
新企画です。
Aki「どういうことだよ?」
まあ、たまにはこういうのもありってことでね。ちなみにこの話はある神話を元に書いてます。
Aki「神話?なんの?」
それは最後に発表いたします。あっ、名前はその神話の登場人物の人からもじってます。
Aki「てか、俺と先生が酷いやつに……」
それもご愛嬌ということで。では、次回。
Aki・Tsubasa「突き進めひかりに。闇を超えて」




