キララ「衣装飾と想いの理由」アキ「服装チェック」
あ~、目がかゆい
Nana「花粉症だっけ?」
はい。鼻もむずむずするし……もう、外に出たくない。
Miyuki「もとから出てないやん」
……じゃあ、もっと外でない。
Nana「コラコラ」
分かってますよ。てか、最近だれてきてるし……あーもういや。
Miyuki「なんていうか……もう、アカンやん」
はい。わかってます。では、本編。
Nana・Miyuki・Tsubasa「闇を明けよう、心に光を」
キララが着替えに行って数分後、二階から声をかけてきた。
「うむ、衣を入れ替えたぞー!」
どこか浮かれたような声。その声だけで少しほっとする。どうやら、気に入ってはくれてるみたいだ。
「よし、いくぞー」
その声と共に降りてくるキララ。その恰好を見てみんな息を吐いて賞賛してくれた。ちなみに、キララは下も合わせて着替えてくれていた。
「へー、思っていた以上の良デザ。すごいね、タカッチ」
「そうか?まあ、ありがとう」
青葉の言葉にそう返す。俺自身として俺ができる最高の物にしたつもりではあるがやはり粗さがところどころにあるような気がして仕方がない。
「あれ?そういや少しデザイン変えた?」
「あっ、ホントですね。ところどころ違う気がします」
ナナが記憶を手繰り寄せるように呟き未来ちゃんも同意した。
「ああ。少しね。やっぱり初期設定のデザインだけじゃなくて実際にかたどってみてる最中に思いついたりとかもしたから」
「へー」
初期設定の絵を見ていた未来ちゃん、恵さん、ナナ、心晴ちゃんは頷いていた。というか、今更だけど少ししか変えてないのによく気づいたな。
「アキくん……デザイン最近やってないなって思ってたけど、またやり始めたの?」
夏喜さんが首をかしげて俺に尋ねてきた。そっか、夏喜さんは知ってるもんな。俺は少し声のトーンを落として答える。
「えぇ……ここのさんが亡くなって、それから色々あってしばらくはやらなかったんですけど。キララが誕生日にねだったんで」
「ここの……ね」
何かを思い出すように呟く夏喜さん。そういや、あのウサギの人形……ここのさんが亡くなってからすぐの時に片づけちゃったんだけど……たぶん、天井裏探したらあるだろうな。母さんのことだから絶対に捨てはしないだろうしな。
なんて少し回想に浸っていたらニヤリと意地の悪い笑みをみせる夏喜さん。そっと俺の耳元に近寄ってぼそりと呟いた。
「そういやナナから聞いたけど、ここのの抱擁力に惚れたんだって?」
「な、夏喜さん!?」
何でそれを……って、そっか、ナナにここのさんについてちゃんと向き合うように言ったときにあの後色々暴露させられたんだっけ?てか、それにしてもいうなよな、ナナも……。
「どうしたん、アキ兄ちゃん?」
「な、なんでもない。そ、そうだ!じゃあ、プレゼント交換会といきましょうか」
俺が慌てているのを感じ取ったミユキが尋ねてくるが誤魔化してみんなに提案する。夏喜さんはクスリと小さく笑った後そうねと擁護してくた。
なんだかんだで第二のお母さん的な立場の夏喜さんには一生かかっても勝つことは出来ないんだろうなと感じさせられたままプレゼント交換会の準備を始めた。
僕に服のセンスというものがほしい。
Miyuki「というより芸術センスが壊滅的やんな」
はい。執筆についても特にセンスがあるわけでもないですからね。今はまだ慣れが出てきてだいぶ良くはなってるとは思ってますが。
Nana「しかも方向音痴なんだよね。それに器用でもないし」
……確かにね。こう見たら短所ばっかりな気がしてきたよwまあ、いいや。次回。
Nana・Miyuki・Tsubasa「突き進め光に、闇を超えて」




