キララ「メインへの道筋」アキ「パーティーのメイン?」
さあ、今回で最後の告白会。恵さん、どうぞ。
Megumi「ふふっ、呼び出しちゃってごめんね。さて、と……ずっと前からあなたの事が好きだったんだ。あはは、あわててるあわててる。さあ、教えて、答えを。……もう、私だって緊張してるんだからね?」
はい、ちょっとS気味な感じでしたね。これは可愛いからこそ許される告白でしょうね。
tsubasa「闇を明けよう、心に光を」
あれから皆で喋りながら食事もして……クリスマスパーティーといえど正直ただの食事会のような気がする。まあ、誕生日会も兼ねてはいるんだが……だからといってという部分もたぶんにあるな。だからメインと行きますか。まずは誕生日会の。
「じゃあ、そろそろケーキ食べますか」
皆もう食べ物に手は出していなかったのでそういう。少し余ったが……まあ、冷蔵庫にいれていたら持つだろう。
皆もそろそろかーと口ぐちにいってる姿を見ながら俺は台所に行きケーキを取り出す。人数は俺を合わせて10人……ホールケーキを10等分すると小さくなりすぎるので小さめのホールケーキを二種類作った。一つはクリスマス用、一つは誕生日用ということで……。因みに誕生日用がキララ好みのチョコレート系等のケーキ、もう一つがクリームとフルーツの盛り合わせのそこそこスタンダードなタイプのケーキだ。
「アキくん。手伝うよ」
「あっ、ありがとうございます」
後ろから夏喜さんもやってきてケーキの取り出し紅茶を入れるのを手伝ってくれた。10人分入れるのはさすがに骨が折れる。
「ねえ、アキくん……」
「なんですか?」
「ミユキの事だけど……あの子、どこか寂しそうじゃないかしら?」
「えっ?寂し……」
俺は思わず手を止めて微かに見えるリビングに視線を移す。確かに知り合って間もない青葉や当初敵対していた心晴ちゃん……というより根っからの人見知りのせいで俺とキララ、夏喜さん以外にのメンバーには壁を置いてるように見えなくもないが今の様子をみるに特にさびしがってる様子は……。
「そう、ですかね?」
「私の思い過ごしかもしれないんだけどね。やっぱり……お父さんに会いたいのかもね」
「……かも、しれませんね」
俺や夏喜さんには甘えてる様子はあるが、それでも本当はもっと甘えたいのかもしれない。
そういえば初めて秀さんに会った時……つまりはミユキを迎いに来たときは秀さんに自ら抱きついて行っていた。だけど俺たちに甘えるときは言葉だけの時も多いし、抱きつく行為はせずに夏喜さんが抱きつく時の方が多い。言われたら、ミユキは真に甘えていないのかもしれない。
「私自身はミユキにもっと甘えてもらいたいんだけどね……。ここのの分まで」
「ここのさんの……」
そうか。夏喜さんにしてみれば年齢は逆転してるけどナナと合わせて二人の姉妹の面倒を見てるような気分になれるのかもしれない。もちろん、お墓参りに行ってることからここのさんというパーツをミユキで埋めてる訳ではないことはわかる。だけど、重ね合わせてはいるんだろう。ミユキが悲しむ姿なんて見たくないんだろう。
「ゴメンね、変な話しちゃって」
「あっ、いえ。別に。こちらこそありがとうございます。ミユキの事、少しわかった気がします」
「ふふっ。よし、紅茶も入れたし、行こっか」
「はい」
チョコレートケーキに14本のろうそくをたて火をつけてから二つのケーキを大きい盆にのせて持ち上げる。流石に少し重い。
「大丈夫?」
「はい……それより、紅茶とあと電気消すのお願いします」
「分かったわ。すぐやる」
夏喜さんがリビングに向かい数秒後電気が消える。それを見計らって俺がケーキを持って現れる。青葉が先導して俺が入った瞬間ハッピーバスデーの歌を歌い始める。
ろうそくの淡い光の元少しミユキを見る。その歌っている顔はさびしげな表情は見えなかったが……だけど一人の時、ミユキはどんな表情を見せるんだろうか……。そう考えているうちに歌が終わるキララが14本のろうそくを吹き消した。
ほんのちょっとだけシリアス交じり。だけど基本的にはネタですよ。
Aki「Miyuki編?」
いや、どちらかといえばKirara&Miyuki編。キララの誕生日だしね。
Aki「ふ~ん……そうなんだ。それじゃあ」
Aki・Tsubasa「突き進め光に、闇を超えて」




