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夢の叉三郎  作者: 猫八
田舎道
6/21

鳥居

 鳥居の事を書いていると私は話しかけているようだった、私の体が歪んでいるようだった。私は鳥居の中から私の事をはなしていた、彼女の話からも私は家に入っているよう感じた。

 私は彼女に話していた、私は鳥居の事を話していると、私のことをはなしていた、私は彼女に話していると、そのできごとをおもいだしていた、彼女は私に話かけていた私は彼女に話しかけていた。

「大きくないこれ」

 鳥居は私が30人か40人は並べてもどうにもならなかった、私の身長は154cmだ。私に話をしていたから、私の言葉を話していた。私は彼女にはなしていると、話をしていることだった。

 鳥居をくぐる時には神殿と神主と鳥居があった、私は彼女に話をしていた。私にしていると、ぐるりと回る。はにかんだ朝露の香りが私の鼻をくすぐった、朝露が私の口に入った。苦く、すがすがしく、甘い香りが口の中でひろがった。

 管理人は誰かいないか彼女をはなしていた、誰もいなかった、声を上げて見ても誰も返事をする人はいなかったからだ。境内を渡り歩いて、私に話しかけるひとは誰もいなかった。

 しめ縄、鳥居、境内、事務所、鳥居と私が廻っていたが、掃き掃除をしたり、欠伸をしたり、笛の音がしたりとすることは無かった、私が廻っていると神社の一角に立ち寄る、古びた鈴が一つ付いていた。

 私は彼女に話をしていると、そのことを強く描いた。シュンだけが私に話をしているようだった。鳥居のしめ縄は私が跳んだとしても届かい高い場所にあった、鳥居に登って取らない限り。

 私は諦めて神社の境内のご神体を見ることにした、誰も居ないのなら良いだろうと考えたからである、境内の鈴をならした、鳴らして礼、拍手、礼、拍手、礼、拍手、儀式をし終えるとさっぱりとした気分になった。

 まだ、お使いも終わっていない、私は彼女に話をしていると私の事を話している、女性に話をしていた。囁き声は、私の耳元に直接吹きかけられた吐息のようだった、後ろを振り返っても、誰が居るのか怖かったので、そのまま、帰ることにした。

「おい」

 誰かの声が聞こえる、男であるが声が上ずっていて真似をしているよう感じはしなかったが、成人した男性特有の声はしなかった。しかし、声の主は確実によって来る、足音がカラカラ鳴った。

「誰!」

 叫んだが誰も私を助けてくれる人はいなかった歪んだ思想をした量刑の重い銃座であるよう彼女に進言したが疲れから来る精神疲労だと一蹴されてしまった。私は、疲れたからおにぎりを食べている所だった。

「誰とはしつれいだな」

 私は彼女の事をしっていた、私は彼女に話をしていた、が添えるだけではなく私は彼女に話をしていた、私は彼女に話をしていた。要件は彼女に半紙を彼にヒガンバナの簪を差した。

「美少年」

 私がお使いをできなかったために私は、美少年は私に彼女をはなしていた、彼女にはなしていた、美少年は私の髪を触ったかと思うと簪を取った、彼は怪訝そうな顔をしていた、簪が私を「臭い」と言われた気がした。

 美少年は私に彼女をはなしていた、彼女にはなしていた、美少年は私の髪を触ったかと思うと簪を取った、彼は怪訝そうな顔をしていた。ヒナに簪だけではなく「臭いと言われた」が

「誰が美少年だ」

 彼の言葉にハッと気が付く、私は思考だけが現実に帰って来たかと思った、彼女のことをはなしていた、美少年は私の頬を染めていた、私は彼の簪は彼がご神体を一目見た時に簪を盗る。

「貴方は誰なの?」

 大学のことを思い出す、外の世界の彼女らを思い出していた、彼が縁側からヒナを呼ぶ。

「縁側何てあったんだ」

 よく見ると湯呑が2つあった、私は最初それが何だか分からなかったが、直ぐに私の文だとわかった、スズムシの音が夏の涼しさを醸し出す、遠目にヒガンバナの群生と神道の部分から外側には砂であった。

「涼しいね」

 境内を見た、横目にまさぐっていると後ろは森林で囲まれていた。横は崖であった、私はそこが気になった、そこだけ木が少なかったよう感じた、木は鳥居の外、境内の外であるよう感じた。

「あれ」

 私は横に指を指した、シュンは私が指した指の方を見た。

「あそこは境内の外だよ、いつもは行けるけど、自己責任で」

 彼が崖の奥の木を指さした、そこだけ木の太さは変わらないのに背だけが低く見えた、その奥には、また、ヒガンバナが見えた。

 古巣家はヒナを探すことはないだろう、シュンが居たころなら探さないだろう。

「あ!」

 次に大きな声で叫ぶ、ヒナの声高な声がうるさかった、シュンは何事かとヒナを見る。

「しめ縄がない」

 彼女が言っていたので、私も鳥居を見る、鳥居の横の部分に掛けられている縄がなかった。

「お前ならやりかねない」

 私はむくれ顔をしながら怒った、まだ、数時間しか合っていないのに、私の事を分かったよう語るのは辞めて欲しかった、私は彼女の事を見るとそれはあんまりだと壁を蹴るが、私を気に留める人などだれもいやしない。

「なら私がそれを証明するよ」

 彼女が自分に疑いをかけられた時に凹みもせず、彼女に話もせず、私はただただ投資が燃えていた、

 食いさし昼食を食べると、彼女のお腹が鳴った私は彼女に話しているから、私にはとても、彼女は食べるのを渋っていたよう感じた。

「しめ縄は5mの長さの紐を3mまで縮めることにより完成する、当然それまでに、職人の手に渡り、しめ縄の紐となる部分を調合してもらう。職人は作業をするだけではなく、仕入れないし縄の素材となる藁の調整や藁の育て方を研究している、替えが聴かないから何としても探し出さなければならない」

 私は食いさしのおにぎりを置いて蹲る、困ってはいるが焦っている人特有の臭いはしなかった、私も彼と同様に、蹲っているだけではなく前を向いて立ち上がり、問題解決をようと思うようなった。

彼女はそでを捲る。

しめ縄は3m程度であった、私は家に帰り、つい家のところにあった彼女の半紙をはなしていた、私は彼女のことをはなしていた、彼女はつい私が言っていたことを聞き返す、私は彼女にその話をしていると、彼のことをはなしていた。

 彼女のことをはなしていた、それは私が彼女にはなしていることであった、私には彼女のためにはなしているようだった、彼女の目がきつく締まる。私は彼女に話をしているからか、そのことすらはなしてはいなかった。

「しめ縄の形は何なの」

 私は彼から縄の長さを聞いた。

「6cmから7cm程度かな」

 彼は手でしめ縄の長さを示してくれた。

「結構長いのね」

 私は手を顎に当てて感心する。

「日吉神社に集められるしめ縄は縁起物と考えられている、だから、誰より長寿でいられるよう願って他の神社より長くしなやかな藁が使われることが多くなった、それから、慣習として境内のしめ縄は古巣の縄をつかうようなった」

「早く戻って来い!かぶれるぞ」

 彼が大声で戻るよう促した、私はそう言われてからヒガンバナの茎を一つ千切る、血のように赤いヒガンバナの断面から白い汁のようなものが出て来た、私はそれを腕に塗ったのであるが、ささはれの赤い斑点等異常はなかった。

「ちょっとやめてよ」

 ヒガンバナの奥をかき分けて探した、しかし、あいにく柄杓は無かった、ぬかるんだ土が私の足を奪う程度の事しかできなかった。

「なにやっているんだ」

 彼がぶっきらぼうに手を掴み引き寄せる、塗った二の腕をまじまじ見たとしてもヒナが言ったようかぶれてはいなかった、彼は唖然としていたが私は初めてシュンに勝ったとおもった。

「慣習って案外簡単に作られるのね、と言うか神社のしめ縄の、藁は古巣家がつくっているのね」

 嫉妬されてやきもちを焼かれるのもいやだった、で、あるが私がしたことを褒めて欲しいと感じた。私は彼女に話をしていると、彼女が私の胸に寄り添い、頭を撫でた。彼は一旦突き放すが赤い顔から照れているのは明かだ。

「いけず」

 ヒナはシュンの手に重ねて手を絡ませる、シュンが離そうとするがヒナの万力の力により全くと言って良い程動かない。彼の言葉など耳にも入らないのは彼が彼女の家に入らないのと等しかった。

「そうだ、少なくとも、俺が居た時まではつくっていた、常住さんがいるだろうそいつに作り方を教わって生計を建てていた」

 ヒナが手を離した、ようやく解放されるかと思ったが、彼女はとても怒っていたし驚いたようかんじた。しかし、いつもの平静なヒナに盛るのにそう時間はかからなかった、驚きの顔は忘れない。

「え、じゃあシュン君って、古巣家の人間ってこと」

 私は彼女に話をしているからか、彼の話はとてもおもしろかった、知らない街の話やクシャトリアの意味に、エジプトの創成期の話をしてくれた。彼自身が読書を進んでするに人間であるから例え噂をしている人が居なくても自然と知識が入るからだ。

「まあ、そうなるな」

 彼は自分の過去を話さなかった、私がどれだけ言葉を尽くしても、彼は「そうだな」と生返事をするだけで、特に自身の身の上話をすることは絶対になかった、警察に捕まった方が良いといるおりである

「じゃあ私の甥になるのね」

 砂利を棒で線を引いた、私が居て、父が居る、母と祖父母である、古巣家は母方の家系であった、シュンに棒を渡すと書き始めた、シュンは祖父母のしたに線を引きそこに『旬』と書いた。

「なんでそうなる」

 彼は私の方を向いていた、彼女のことを話すと彼女にはとても身もだえすることになった、後ろからはくねくね動いて近づいた私を気持ち悪がって逃げようとする、シュンの姿が見られる。

「だって、私、常住さんの孫だもの」

「何、それは、ほんとうか」

「貴方こと何??私があなたに嘘をついて得することは無いでしょ」

 彼は思案するような顔をして考えに老け込むような顔をしていた、否、自称幽霊なのだから老け込むことは無いだろう、仏教ではないから『輪廻転生』の概念もないだろうし、霊魂が彷徨っているとも言い難い状況である。

「・・・確かにお前馬鹿そうだから計算とかできなさそうだし・・・すまない、俺の独り言だ」

甥だとしたら、彼は私の兄に当たる人である、しかし、甥と言われると老けた年配の老人を想起させる言葉だ。兄と名乗るのであればシュンと私との年の差は10歳いないでなければ納得できない。

「さんざん考えて出て来た言葉それかよ」

 シュンが甥であるならば私は曾孫である、彼にとって私は都会から帰省して来た、他人の家の子供と言うことか、ドテラに緑茶に神棚をたてる風習は、都会とは違う文化を持つ異人と異文化交流をしている気分であった。


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