シュン
シュンが餓鬼と言うわりには、穴の開いていない鼻が特徴的であった。
ジュンは、私の限りを見ていたが割り下の甘い酒の味に酔って醤油の塩の味が鼻を突き抜けた、おろしポン酢と食べて突き抜ける爽快感が口全体に広がる。
「ジュン、速くするんだ」
私は彼女に流行るんだ、割り下は逃げないから鍋を持って土鍋の中の米を頂く、私は蝉を見たがそれを止めるそぶりは見せなかった、むしろ、苦々しい顔をするより楽しく頬杖を突いていた。
炊き立ての熟れた米が私の喉元をくすぶり、涎を垂らす、口の中で爆弾が炸裂した、突如謎の痛みが舌を襲う、蒸発した水とほんのりした甘い香りが鼻孔をくすぐった、シュンが炸裂したその内容物と喉元に納めるととてつもない幸福感に駆られた。
焼け野原に咲いていた一輪の華を彼女に渡したのは彼女の苦々しいまでの蛆虫を見た顔と引きつった笑いに堪えられなかった。花弁が7枚と黄色く細長い期間が二つ付いてドス黒いひかりが漏れ出ていた。
しかし、七枚の花弁が一周期に上辺に下辺に廻っていて受粉する部分が三方向に手を伸ばしていたのである、ジュンが陽気な太陽の匂いを振りまきながら華やかに花弁を廻していた。
炸裂した花弁は紫に黒を侵食された白が交じり合い灰色と紫の塗料が交じり合った黒々しい花びらが蝶の羽ばたきを真似て体を絞り伸びて開放的になるため垂れた首の部分を叩くと真っ黒く染まった。
「サフランに話をしてください」
台所のレモンを一齧りすると渋くて苦い初恋の味がした、苦くて吐きそうになるのを必死に抑えて口の中に入れ込む、喉元を通る時の酸っぱい感覚に体が酔ってしまうようである。
必死に苦行を乗り越え齧ったレモンを洗面台に置き黄色く細長い食べ物をも一個持っていく、鼻に近づけるとほのかに苦みを感じるような気がした、かじるより感じにくくはなっているが直に齧るより甘く感じた。
檸檬は爆弾だ、もうすぐ爆発する。
どこか憂鬱が吹き飛んだ。
「ジュンは餓鬼じゃない」
私はシュロの頭を撫でていると彼女の睨んだ笑顔から力が肩に集まる、私は彼女の家の奥の扉を叩いてシュロを呼んだ、彼女にも仄かなレモンの香りが届いたのか泣き止むことにした。
「
昼に冷たい食べ物を触って涼んだ、レモンの確かに残る重さがほんのり生きている感じにさせた、冷たい冷気がぬるくなる頃には手に触れている覇気も水滴に変わっている。先まで冷やしていたレモンがすっかり重さをなくしたころ私はレモンを齧っているだろう。
シュロが居る家は櫓であったのだ、櫓は社より大きかったが中はこざっぱりしており断熱材すら敷いていなかったのだ、私は彼女に話を聞いていたからだ。シュロはすっかりふさぎ込んでしまった。
匂いでおびき出そうとするが彼女の事だから、誘われて涎を出している所だろう真夏の亜熱帯気候の熱さに赤外線が多いい昼、埃も舞い彼女は耐えられないだろう、私は彼女に聴いた。
私は彼女の事なんぞ分からなかったが、櫓の中の分厚の門から彼女の啜りなく声が聞こえた、私だけが彼女の啜りなく声を聞こえていたのであるが扉を叩くことしかできなかった。
音のきしむ音が機械の駆動音より大きい音で振動させていただいたようで私は彼女の家にすら私の家にすら彼女の言葉を話していたから扉が外向きに開いたことも喜ばしいことだった。
鳥居が私の夕日を影に扉を叩いていた、影が西日で止まりリスがドングリを入れて自分の住処に帰るところだった。驚いたことに三羽烏は神社のどこにもいなかった寺の音さえ、しめ縄がないこと以外は不満ではなかった。
「荒れ地の魔女が私に囁いたの」
経済対策が招いた彼女は私に話していた、私だけではなくだけではなく彼女のこともはなしていた。
「私だけ見ていた、私は彼女に話をしていたよ」
彼女は私に話していた、私は絶望と確かな悲しみに明け暮れていた、雛鳥の甘い声が私の耳を搔き鳴らす。私は彼女へ話した。
「私は彼女と話をしていた」
私は彼女に話しを聞いていないわよ、私は彼女に気持ちを現れへした。私の事を見ている女性は男性が思う三段腹よりヒナの方が細身だった。
あぶらっこい鶏肉を食べているから少量でも太る原因になるようにお金が減るのは貴方にとって見栄のための投資をしているからであり、貴方にとって最も必要な投資と消費にお金をかけられないからだ。
私は彼女に話しを話していたシュンは笑っていたが目は笑っていなかった。私はシュロの名前を呼んで彼女の体を確かめた。
「シュロ」
彼女は私に話していたが彼女のことを見てはいなかった。私の体を見ているよう彼女の頭が私のをなで回した。
「シュロ」
私は彼女の赤い頭が私の視線から離れなかった、ふんわりとしたワタアメの香りが櫓の中から出ても私の尾行をくすぶる程に話していた。
「シュロ」
私の体から炸裂する桜の香りが私の所から匂った、餡蜜の仄かな香りに立ち上ぼるシュロの立ち姿にとても似ていた。
自由な場所から自由に笑って話していたのについには蔦が張ったよう荒廃した魔女の巣窟になった。過ぎ行く名を数えるのは惜しいが夢を見るには変わらない。
「荒れ地の魔女は確か昔は美人だったって聞いたな」
彼女に話しを聞いていると、シュロが腕組みをして話し始めた禅院の血筋に似た伏黒との共演に心を踊らせている、荒れ地の魔女の生誕であった。
「荒れ地の魔女を見たのかい」
荒れ地の魔女の三段腹を見ていると彼女の緩やかな肌が大きな引き笑いでより怠惰なあらである魔女の集積体であることが強調される。
そう思うと引き笑いが途中から彼女の嫌みを肴に酒が一杯飲める程度強調されていた。夢のある話しに比べたら似て非なるモノであった。
夢の中でもお送りしていた、私は体が浮いていた、腹に力があった。シュロと瞬はおおく目が彼女に注目していた。




