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世界の探索者  作者: シア
第一章 幻想郷のはじまり
9/17

聖魔と神獣

ユニークボスとの戦闘シーン①です。

シアside


やっぱり無理だったかな?正直、レベル10の初心者がエンカウントする敵じゃない気がするよ。多分だけど、50・・・・・・いや、それ以上のレベルのプレイヤーが闘うモンスターだと思う。はっきり言って無謀だよ!嫌になっちゃう!

・・・・・・まあ、言い出しっぺが逃げたらダメだよね。

さて、隠れていられる時間も限りがあるからな~・・・・・・遠距離攻撃は論外だし、近接攻撃は鱗に弾かれそう。武器は初期装備だから、攻撃力は低い。使えそうなスキルは無かったはず・・・・・・!!

「よし、さっさとこの竜を討伐しますか。」

作戦は考えた。けど、失敗したら即死確定。一か八かの大勝負・・・・・・絶対に成功させてみせる。

そして、僕は走った。わざと竜の索敵範囲に入って、理沙ねえとは反対方向に走っていく。竜は追いかけてきているか?来ていなかったら、作戦失敗だ。魔法を使われても良いから、こっちに連れてこないと。

「マズい!」

魔法の槍が飛んできた。光と闇、それぞれ10本ずつ。当たれば即死・・・・・・ギリギリで避けて衝撃で吹き飛ばされたら意味がない。だったら、大きく回避して・・・・・・いや、到着した。大きく回避する必要はなくなった。当たらないように避けて、アノマリーが来るのを待つ。

「っ!ふっ!はっ!」

避ける。とにかく避け続けて、アノマリーを待つ。近くまできたら、作戦を決行する。

「くっ・・・・・・早く来い!」

体感では1時間くらい避け続けていた気がする。実際には2、3分くらいだろうけど・・・・・・その時がきた。

「!!見えた!」

見えたけど・・・・・・速い!恐らく、僕の10倍以上はある。けど、成功させなくちゃいけないからね。

クソっ。なかなか近距離攻撃をしてこない・・・・・・魔法を避け続けているから、物理攻撃をしてくると思ったんだけど・・・・・・してきてくれないと、作戦の意味がなくなる。尻尾でも腕でも良いから、攻撃してきてほしい。


そして戦闘開始から3分後、その時がきた。


「・・・・・・今だ!」

僕は、相手の攻撃が当たる直前に()()()()()()跳んだ。

「ガァァァァァァァアァァァァァァ!!」

僕を倒したと思ったのか、アノマリーが雄叫びをあげる。

・・・・・・だが、その油断が命取りだ!

崖から飛び出し、その首を刀で狙う。

「ガァア?!」

驚いた様子だが、そんな攻撃は効かないとばかりに魔法を展開した。そして・・・・・・一切の抵抗を許さずに、()()()()()()()()()


その姿を見て、世界が暗転した。


【ユニークボス《聖魔竜 アノマリー》が討伐されました】

【MVPを選出します・・・・・・プレイヤーネーム:シアに《聖魔剣 アノマリー》を贈与します】

戦闘シーンはとても書きづらかったので・・・・・・

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