狩猟と未知との遭遇
久しぶりの投稿となってすみません。なかなか筆が進みませんでした。
僕たちは、北の森でモンスターと戦っていた。心装はまだ武器を出せないから初期装備で戦っているけど、めっちゃ弱い!(敵が)いやまあ、ステータスは上がっているけど・・・・・・ここまで弱いとは思わなかったよ。
「理沙ねえ、ここの敵弱すぎない?」
「うーん、本当は南の平原とかでレベル上げしてからくるところだけどね。」
「そう。順番とばしているけどいいの?」
「問題ないんじゃないかしら?」
そう会話をしながらモンスターを討伐していた。
1時間後・・・・・・
「もう百体は倒したんじゃない?」
「そうね。」
あらから、沢山のモンスターを倒したので、レベルも上がったしね。今はこれくらい。
シア 種族:神獣種(狐) 性別:
Lv.10
HP:1500/1500
MP:600/600
STR:700
AGI:2000
DEX:1500
LUC:200
スキル
【剣Lv.5】【刀Lv.10】【格闘術Lv.3】【切断Lv.5】
【瞬間装備】
心装:【虚空幻想 アザトース】変異武装型
称号:到達者 神の領域
結構、強くなったと思う・・・・・・多分。
「ねえ、そろそろ戻らない?なんか嫌な感じがするんだけど。」
「うーん、特になにも感じないわね。まあ、後1時間くらいは頑張りましょうか。」
「まあいいんだけどさ。何かあったら、さっさと逃げるからね。」
「了解了解。」
・・・・・・30分後、
「ここどこ?さっきと全然雰囲気違うんですけど。」
「おかしいわね~。マップも使えないし。こんなギミックあったかしら?」
「そんなことより、出口探そうよ~。すごい嫌な予感がする。」
「それに賛成ね。さっさとここから脱出しましょう。」
『ガガァァァァァァァアァァァァァァ!!』
「「!!」」
いきなり、森の奥から大地が震えるような咆哮が聞こえてきた。「ね、ねぇ、なんかやばくない?」
「う、うん・・・・・・はやく逃げよう・・・って危ない!」
嫌な予感がしてその場を飛び退くと、今までいた場所に光と闇の槍が刺さった。
「なにそれ!?」
「た、多分だけど、魔法だと思う。詳しくは知らないけど『○○ランス』ってあったと思う。」
「ふぅ・・・・・・とにかく逃げよう。」
「わかってるわ・・・・・・!!まずいわね・・・」
そうしている間に、僕たちを攻撃してきたモンスターは、僕たちの正面に回り込んでいた。
見ただけでわかる。今まで倒していたモンスターとは、格が違う。
「まずいわよ、シア。あれ、多分だけど"ユニークボス"よ。」
「わかってる。名前は・・・・・・『聖魔竜 アノマリー』」
「ってことは、さっきの槍はコイツの仕業ね。」
「うん・・・・・・けど、なんか引っかかる。」
「なにが?」
「なんで僕たちに対して攻撃をしたのか、ということだよ。こいつの邪魔はしていないはず。多分、何かが起きたんだ。住処で。」
「ふぅ~ん。だったら、同格がいそうね。きっとそこらへんに・・・・・・!!伏せて!」
言われるまま伏せると、頭上を風の刃が走り抜けた。
「やっぱりなんかいた!」
「名前は・・・・・・『嵐牙狼 フェンリル』コイツもユニークボスね。」
「どうする?逃げきれるとは思えないけど。」
そう、ここから逃げ切れたらマジですごい。ユニークボス2体(しかも、一体は遠距離攻撃可能で、もう一体はAGI特化)から初心者が逃げきれるとは思えない。よくて即死だ。
だったら・・・・・・
「理沙ねえ、戦うよ。僕が竜を倒すから、理沙ねえは狼を倒して。」
「ふふ・・・・・・了解!」
かくして、勝率の限りなく低い戦いが始まった。
今回初登場となった"ユニークボス"について
ランクがある
神話級>幻想級>古代伝説級>伝説級>逸話級
※今回のは、2体とも神話級
倒すと、そのボスの能力を持った武具(特殊武具と呼ぶ)が手に入る。
といった具合になっています。
今度、更新する予定の設定集にも載せたいと思います。