ステータス
投稿が長くなってすみません。
二年を費やしてやっとアザワール後の読み書きと話したり聞いたりすることを完璧にマスターした。
それによって、自分の身なりことについてわかった。俺はドレット王国のガルド公爵家の次男らしい。
この家は、母のハイリス•ガルドと父のジーク•ガルドと双子の長女のリリス•ガルドと長男のダンテ•ガルドとこの俺、次男のルーク•ガルドがこの家に住んでいる。
この家は父が、この王国でも結構大事な重鎮をやっている。だからこの家は王国の中でも三大公爵家の一人で王都に行けば大体の人がガルド公爵家の事は知っている。
そしてこの間、俺が生まれた時も沢山の貴族から出産祝いがきた。
それほどにこの家は、この国で権力を持っている。
「やっと、アザワール語をマスターしたー。疲れたー。」
「ルーク、文字をマスターするの速すぎるだろ!どうやったらそんな簡単に覚えれるんだよ!」
「ダンテ兄さん、文字なんて法則さえ分かればすぐにでもマスターできるよ」
そう文字なんて法則さえ分かれば直ぐにマスターできる。そんなのどこの世界でも共通の事であると俺は思っている。現に俺の世界のではどこの国でも法則があった。
「その法則を見つけるのが速すぎるんだよ。」
「そうかなぁ?」
「そうよ」
「リリス姉さんまで。言うんですか?」
この二人は何かと性格とか考えることが一緒で昔は髪型もほぼ同じだったのでどちら姉さんか兄さんか判別がつかなかったが今では、姉さんはロングで兄さんは短髪だ。
「皆さま、昼食のお時間です。」
「ああ。もうそんな時間か。ありがとうセバスチャン。」
兄さんはそう言って俺達は移動した。
俺達は昼食を食べていた。
「ルークは凄いわね。二年で文字を覚えるなんて。」
「そうだな、ルークは凄い。普通は三年かかるぞ。
「そんな事ないですよ。」
「「いや、ルークは凄い。」」
ハモった。流石双子だな。
「でもこんなに速く文字も覚えたんだ。二年後の祈りが楽しみだな。」
「そうですね、あなた。」
二年後には神の祈りがあるその時に神からステータスを貰って、神から気に入られた子がいれば加護が貰える。神の祈りは所謂、神に自分は今ここにいて生きていますって知らせる儀式だ。
その時に、勇者とか将来を約束された子供達が出てくる。
でも、自分は勇者にはなりたくはない。俺は色々な国を自由に観光したい。勇者なんかになったらこの国縛られて、自分のしたいことも制限されて殆ど何もできなくて訓練ばかりさせられるだろう。
「ルークなら勇者になれるだろうな。」
「ダンテ兄さん。僕は勇者になんてなりたくありませんよ。」
「なんでだルーク。勇者になったら将来約束されるんだぞ」
「そんな将来欲しくありませんよ。僕は冒険者になって色々な国を旅するのが夢なんです。」
「まぁ、ルークはこの家の後継ぎにはなれないから、冒険者になるのもいいだろう。」
「そうですよね!父上!」
「ルークはよっぽど冒険者になりたいのですね。」
それはそうだ。俺は異世界に来たんだ。だからこの世界の絶景スポットとかを見たいんだ。それが俺が異世界に来たらしたい事ベスト3の中の一つだ。
そう言えばステータスは神の祈りをしないと見れないって言ってたな。それは本当なのか後で試してみよう。
そんな事を考えているうちに俺達はご飯を食べ終わった。
「さぁさぁ、やっとこの日が来ましたね」
俺はこの日を待ちわびていた。約二年前に俺は決意した。言葉をマスターしたらすぐにでもステータスを確認する事を。
「ゴホンッ。ステータスオーープン。」
そう唱えた瞬間俺の目の前に半透明な画面が現れた。そこには俺の名前、年齢、性別などが書かれていた。
名前:ルーク•ガルド
種族:人間(神)
職業:貴族
年齢:二歳
性別:男
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Lv.1
体力:48
魔力:42
攻撃力:29
防御力:21
魔攻:35
魔防:33
敏捷:31
幸運値:????
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固有スキル
創造魔法Lv.EX/スキルLv.EX化
スキル
森羅万象Lv.EX/神格化Lv.ー(使用不可)/神眼Lv.EX
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称号
創造神
初代創造神
創造神の師
神々の親
転生者
スキルを極めし者
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「なんなんだ。このステータス。」
俺はこのステータスが強いのかがわからなかったが後で調べてみれば、神の祈りの時のステータスと俺のステータスは同じらしい。
と言う事は俺は俺は二歳にもかかわらず、五歳ほどの強さを持っている。大人になればそこら辺の大人とは比べ物にならないほど強くなれる。
だからこのステータスははっきり言って強い。
だが問題は種族とスキルと称号にある神と言う文字について疑問が湧く。
「しかもなんだよこれ。種族の所にある(神)って。俺は前世では普通の人間だったぞ。」
ルークは前世でも普通の一般人だ。そんなルークが神だなんてありえないと思っていた。
「まぁ、その事は置いておこう。まずはスキルについて見ていこう。」
そう言った俺はスキルを調べた。そこには驚きの事が書かれてた。
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