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4話 Bボタン!Bボタン!Bボタンなんて無いんだ、いいね?

思った以上の高評価を受け舞い上がっております狐火です。

これは書籍化も夢じゃないな(夢は夢で終わるのです。

「いけいけー!」


「焼いた兎肉美味いなー」


召喚モンスターは強い、良く分かった。

何故なら遠目からだけど、別パーティーが苦戦しながら倒してる【野犬】を秒殺してるから。

【野犬】は素材を落とさない代わりに、この初期マップの草原ではトップの経験値量を誇る。


だから経験値ガッポガッポでレベリングが楽だね!

俺はもう直ぐLevel10、明星も同じく。

兎肉は明星の経験値に相当貢献してたらしく、未だ9...まあ直ぐに上がるだろ。


白露はLevel5になった瞬間、【風魔法】のスキルを習得させました。

今は【風魔法】の内訳スキル、ウィンド・カッターの届く限界高度から敵を切り裂いて回ってる。

因みに、魔法は【火魔法】【風魔法】【水魔法】【土魔法】【治癒魔法】の5種類があり。

下位、中位、上位、最上位の4ランク分けをされているらしい。


「友人の召喚モンスターがチート過ぎてやる事がない件について。」


「兎食ってろ!」


「サモナー.....ソロプレイ最強じゃんかよ....」


ウィンドもパーティーに入って解った事が。

召喚モンスターの攻撃で倒したモンスターの経験値は、その召喚モンスターを召喚したプレイヤーと召喚モンスターに多く配分されるらしい。


だからウィンドは未だLevel6、親友を切り捨てた天罰だ!

甘んじて受け入れるんだな!


『【フィー】のLevelが上がりました。Level10になりました、上位職に進化出来ます。』

『【明星】のLevelが上がりました。Level10になりました、上位種に進化出来ます。』


おぉ?これは、戦力増大の予感!


「くっそ...,.もうLevel10かよ.....羨ましい....」


「ふっふーん!どうだ見たか!これがサモナーだ!」


「無い胸張りやがって.....」


「有ってたまるか、有ったら首吊るわ。」


ウィンドの戯言は火山にでも投げ捨てておいて、進化が最重要課題だな。

んー、なになに?


『【フィー】が【サモナー】から進化します。進化先を選択してください。

【ハイサモナー】

【ハイソーサラー】

から選択してください。』


ハイサモナー1択、鑑定なんかでソーサラーは見ません。

ソーサラー選んだら召喚出来なくなりそうだし。



『【明星】が【鷹】から上位種に進化出来ます。進化先を選択してください。

【シュラクトホーク】

【シュウェートホーク】

から選択してください。』


え.....なにシュラクトホークとかシュウェートホークとか....カッコいいんですが。

これは鑑定しないとな!


【シュラクトホーク】

格闘戦を幾度と無く繰り広げ進化した鷹。

蹴りや爪、己の肉体を駆使して戦う。


【シュウェートホーク】

幾度と無く敵を切り裂き、翼の一部が剣になった鷹。

高速で飛行し、すれ違い様に剣となった翼で斬りつける。

格闘戦も難なく行う。


シュウェートホークカッケェえええ!

翼の一部が剣になったって何それ凄い。

シュウェートホークに決定ですわ。


『【明星】が【鷹】から【シュウェートホーク】に進化しました。

【剣翼】スキルを習得しました。』


【剣翼】スキル.....?

明星がどんどん強化されていくな。

さーて鑑定鑑定。


【剣翼】

【シュウェートホーク】系統の固有スキル。

剣となった翼を自由自在に扱う。


これはチート、もうこの辺で勝てる奴居ない。

やめてあげて、明星兎なんてガクブルしながら明星から逃げてる。


とか、そんな事言ってたら戻って来た。

そういや翼が剣って事は.....もう撫でられなくね?

なーんて思ってたけど、実際触ると柔らかかった。

多分その辺りも【剣翼】の範囲内なんだろう。


あ、ハイサモナーは召喚モンスターとの親和率を上昇させる。

それだけでした、明星達とは既に打ち解けあってるんで要らない。


「~~……」


「あ、白露......忘れてたんじゃ無いからな、すぐに白露も進化出来るから。落ち込むな、な?」


「お前は鷹との会話術でも身につけてんのか。」


会話術?有ったらいいな。

すごく欲しいスキル、このスキルを手に入れたら運営も許せる。


「なあなあ、ウィンドー」


「なんだよ.....今野犬に苦戦してんの。察して。」


「それでも会話は出来るんだな。明星、援護してあげて。」


そう言ったんだ、ああ。

今まで通り、急降下での攻撃をすると思ったさ.....


「~~~!」


グサッ!と、鈍い音が鳴ると同時に、野犬がへたり込む。

その体に短剣を深々と突き刺して.....

何が.....起こった?


「はっ..はは.....サモナーのチートっぷりに笑えてきやがった.....」


「明星.....お前...強すぎるわ....」


何をしたかって?

いたって簡単、明星が翼を仰いだ。それだけだ。

強いて言うなら、剣となった羽が飛んでいったことぐらいだ。


「なあ.....フィー、一つ相談なんだが.....」


「なんだよ.....」


「鷹を一羽貸して「無理です。」デスヨネー」


貸すわけないだろ。

さあ、戯言しか言わ無い奴はしまっちゃおうねぇー


「ちくしょーサモナー選んでも良かったって思えてきやがる.....」


「サモナーになるなら指導してやらんでもないぞ!親友を見捨てる誰かと違ってな!」


「悪かったって.....どうしたら許してくれんだよ....」


「もち丸本店の抹茶ケーキで手を打ってやろうじゃないか。」


「あの高い奴かよ.....わーったよ。買うっての。」


親友を見捨てるからだ。

楽しみだなぁ、もう!


「あ、フィー悪いけど落ちるわ。」


「そうか、俺は引き続きレベリングしておく。」


「おう、頼むから俺の常識を粉砕し無い程度で頼む。」


無理だと思います。

だって有能すぎるから、作業ペースが尋常じゃない。


「そんじゃ、また明日学校でなー」


「うぃうぃ!」


ウィンドがログアウトして、パーティーは俺と明星、白露だけになる。

さーて、引き続き経験値集めだ!


□-□-□-□-□-□-□-□-□-□


ふぅー、殺っちゃったぜ★

作業効率は人の3,4倍あると思いますですハイ。


それでも俺と明星はLevel10のターニングポイントを超えて、レベルアップが遅い。

野犬を最早数え切れない程倒しても、まだ俺がLevel11、明星がLevel12。

本当に上がらない、多分この初期マップで得られる経験値だとドラ○エでラスボス直前でスライムを倒した程度の経験値しか入らないのだと思う。


あ、白露は進化しましたよ?


【白露】Level10

HP 14/14 MP 21/21

攻撃 18

防御 10

魔力 13

精神 13

速さ 19


スキル【嘴攻撃】Level3【爪撃】Level3【元素魔法・初級】Level5【治癒魔法】Level1


白露は完全なる魔法使いになりました。

このゲーム、種族は表示されないらしい。

コレ手抜k......なんでもない。


白露は【マジックホーク】に進化、どうやら進化によるステータス不変はサモナーだけらしい。

白露は進化したことでMP魔力精神、魔法系統のステータス上昇が掛かった。

それと白っぽかった羽毛が銀色に、明星も剣になって輝いてるし。目にダメージの来るパーティーだ。


それはまあいい、そして【元素魔法・初級】はその名の通り、元素魔法を一括りにしたものだ。

ちなみに元素魔法は火・風・水・地の4つらしい。

個別ではないので纏めてレベルアップしてお得感満載のスキルだと思う。


【元素魔法・初級】内訳スキル

ファイア・ボール

ウィンド・カッター

ウォーター・レーザー

ストーン・バレット


この中で一番凶悪なのはファイア・ボールだった。

理由は単純明快、引火した。

戦闘中、白露の流れ弾が森に直撃。一気に引火して経験値と言う名のモンスター討伐報告がどっさり来た。

罪悪感でいっぱいになった。


兎とわんこを4桁単位でヌッコロしてる奴のセリフじゃないね。


治癒魔法が一切育ってないのは使う機会が無かったから。

明星は相変わらず奇襲で確実に息の根止めて、仮に失敗しても即座に斬りかかって仕留めるからノーダメ。

白露は俺に近寄るモンスターを進化して射程の伸びた魔法で安全に、確実に始末して行く。

俺も白露に守ってもらってるし、仮に生き残って近づいて来ても死に掛けだったりして簡単に倒せる。


ここにチート戦力が集結してるんですが其れは......


「~~~♪」


「~~ ~!」


まあ、可愛いから良いか!

全体的に説明?多めな感じですが次回はネタとカオスとキチガイで埋めます安心してください。

誤字報告やアドバイス、提案、感想などは遠慮せずにバシバシ送ってください。

それと批判も甘んじて受けますが、暴言を含めた批判はお控えください。

狐火のメンタルが木っ端微塵に砕け散ります。

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