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第一話 入学

「……朝か。今日からだな」


 そう言い少年はベッドから降りる。まず眠気覚ましに顔を洗い、その後トースターにパンを入れて朝食の用意を始める。


「やる誓ったんだ。やり通さなきゃな」


 焼けたパンを皿にのせてジャムをつけて食べる。食べ終えたら皿を洗い、それも済んだら必要な用具をカバンに入れて玄関に進む。


「誰もいないけど一応言うか……いってきます」


 少年にとって大きな1日が始まった。





 引っ越してきたばかりで道を熟知しているわけではないから辺りを見回しながら歩いていく。


「でも本当、よくゼクシス魔法学校に通えるようになったな」


 『魔法』それはこの世界にとって当然のものだ。


 遥か昔一人の学者が、人は隠れた潜在能力があるといい存在を明らかにした。その能力が魔法。


 その後多くの者達が魔法の研究を始めた。人にある魔力、魔法を使うための術式、魔力に属性を付けれるなどさまざまなことを発見し、それをうまく扱えるよう科学技術もどんどん上がっていった。


 今ではもう『科学の先に魔法があった』のか『魔法のために科学がある』のかもあやふやになっている。


 そして大国アインリーゼの首都ゼクシスに住んでいる彼は高等学校へ初登校日だった。


 魔法はランクで分かれいて高度なものから順にS、A、B、C、Dというように分かれている。Dランクの魔法は小さい子供でも扱えるはずなのだが、彼はそのDランクすら使えない。そのため周りから『出来損ない』と呼ばれ蔑まれながら生きていた。


 周りの子供も、自分達が出来る事が出来ない彼を敬遠し、輪から弾き出した。本来助けてくれるはずの親は物心が付く前に亡くなってしまい、親戚は親の遺産を奪うだけで助けてくれず、友達もいなかった彼は耐えるしかなかった。


 居場所が無くて寂しかった。魔法も使えず、見向きもされない自分が悔しかった。


 そんなときにゼクシス魔法学校を知った。ゼクシス魔法学校は設備がよく、ここだけにしか無い魔法研究の機材があり、それを使うことが出来れば自分が魔法を使えない理由がわかるかもしれないと思えたのだ。


 それを中学1年の時に知った彼は親戚の家から離れ小さいアパートでバイトをして暮らし、生活費を切り詰めて得たお金と僅かに取り戻せた遺産で入学金を用意しつつ、熱心に勉強もし始めた。


 中学の担任には無謀過ぎると言われていたが、彼にはゼクシス魔法学校しか考えられずそこを受験をし、奇跡的に合格したのだ。


 その事を思い出し、嬉しくなったせいか急に走りだしていた。


「よし、気分もいいし走って行く…………ってうわ!」


 角から現れた人にぶつかる。当たった相手が倒れそうになっていたから、咄嗟にその子の腕を掴んだ。その時ぶつかった子の顔がみえる。


 薄いピンクの髪の毛を左にまとめてあり、掴んだ腕は細く柔らかい。相手は女の子みたいだ。悪いのは走っていた自分だと考えた彼はすぐに謝る。


「ゴメン!大丈夫か?」


「……大丈夫。こっちもごめんね」


 その子はこちらに顔を向け、少し低めの声で言葉を返した。あらためて正面から顔を見て緊張する。かなりかわいい。こんなにかわいい子は初めて見る。


「悪いの走ってた俺だし気にしないで。ちょっと急いでたから本当にごめん」


 別に急いでいなかったが緊張していたこともあり、すぐここから離れようとして歩きだした彼を女の子は呼び止めた。


「一ノ瀬和真君……生徒手帳落としてるよ……」


 自分の名前を言われて驚いたが、どうやら生徒手帳を落としていたらしい。



「あっ、ありがとう」


「それこそ……別に……気にしないで」


渡し終えたらそう言って立ち去って行く。その子を見ているとなぜか会うのが初めてではないような……そんな不思議なものを感じる。


「なんでだろ?変な感じ」


 あれだけかわいかったのだから街中で見かけたことがあったんだろうと納得付けて、和真も今度は人にぶつからないよう気をつけてながら歩きだした。


 あの後は何事もなく無事学校に着き、今は入学式が始まるを待っているところなのだが、和真はある現実を思い知らされていた。


「なに暗い顔してんだ?」


「世界がいかに広いのかそれを思い知らされてるだけだよ」


「なんだそれ?」


「なにがかは周りを見て考えてくれ」


「周りを見て考えろねぇ?」


 和真の周りは美男美女で溢れかえっている。まるで入学する条件に美男美女という項目があるような気さえする。


 例えば今和真に話しかけてきた男子は、身長は180センチありそうな長身、見えている部分には筋肉がしっかりついていてがっちりしていて、茶髪の髪を乱雑に切っているがそれでも様になるイケメンだ。


 今までの価値観が全部壊され、感覚が麻痺してしまいそうな気もする。そんなことを考えてた和真にさっきのイケメンが急に声を出して話しかけてきた。


「そうか、わかったぞ!!お前の見てたの!」


 どうやら和真の考えていたことに気付いたらしい。


「本当か?」


「当然だ!お前もなかなかやるな!」


 なかなかやるの時点で和真とは考えていることが違っていた。このイケメンは何を言うつもりだ?


「確かに周りの女子のレベルが高いし、胸もデカイ!それをクラス分けする前にチェックするなんて……俺もまだまだだな」


 和真とは見ているのが微妙に、だが決定的に違っていた。


 はっきり言ってそんなことに意識向けれない。和真は周りから遠ざかって過ごしていたから気にしたところで意味などないのだ。


「何を……そんなことしてないぞ」


「何言ってんだ、素直になれよ。隠す必要なんてないだろ」


 スルーした挙げ句、変な読みをされて同じくくりにいれられていた。和真は同年代とまともに話したことがないからこの変な勘違いをどうすればいいかなんてわかるわけがない。それはつまり……



「あの子とかいいよな。特に……………………」


 結局、人の話しも聞かない男(名前は斎藤恭輔というらしい)のかわいい女の子談義を入学式の最後まで聞かされる羽目になっていた。


 しかも周りにいる女子に白い目で見られ「あの人達変態」という言葉も聞こえた。


 和真に対するカテゴリーも変態にされていた。魔法が使えないというだけで周りから距離を置かれてきたのにそれに変態が加わるなんて最悪としか思えない。





「和真の席は遠いな。じゃあまた後でそっちに行くわ」


「ああ、わかったよ。」


 斎藤恭輔とはクラスが同じだった。女子以外の話もすることが出来た。分別はあるみたいだし、普通なら仲良くなれそうだが和真は普通ではない。今までの経験から恭輔と普通に話せるのも少しの間だけだろうと思っていた。


 とりあえず恭輔と離れた和真は自分の席に向かって行く。どうやら和真の席は恭輔とは真逆の位置にあるらしく一番前の窓際だ。


 周りに自分から話しかけることなんてないため自分の席に座ろうとしたが、座る前に隣の席にいた女の子の驚いた声が聞こえた。


「さっきの女好きの人……隣の席なんだ」


 その言葉はさすがに無視出来ない。いくら蔑んだ目に慣れているとしても、変態のイメージが入れられるなんて精神的に辛く感じられてしまうため、否定の言葉をいれようとを女の子の方を向く。


 さっきの言葉を言った相手は顔のパーツ一つ一つが小さく目は少しつり上がっていて、長い銀色の髪をポニーテールにしている子だった。


「待った!俺はあんな女好きじゃないからな!」


「じゃあ男好きなんだ?」


「極端すぎだろ!それも違う!」


「BLか……愛があるなら大丈夫だよ!応援するね!」


「しなくていいわ!!」


 何故こんなにも人の話を聞かない人が多いのだろう。和真がそう思って沈んでいるなか、話しをしていた女子は急に笑いだす。


「アハハ、冗談だよ。まさかあんなに必死になるとはおもわなくてさ」


「人を危ないやつにしようとしないでくれ。本気でビビった」


 和真には冗談でよかったという思いしかない。和真はこの学校で良い方向に変わりたいと思っているのに悪い方向にされたら堪ったものではないのだ。


 目の前の女の子は笑うのを止めてから和真にもう一度話し掛ける。


「名前教えてよ!なんだか話が合いそうな気もするし」


 一応初対面であんなに話せた。確かに気は合うかもしれないが、この子も恭輔と同じで関われるのも少しの間だけに思える。


 そう考えると気が引けてしまうが、女の子にはそんなことはわからないため、何も気にせずに自分の名前を和真に伝えてきた。


「私はシオン・フィルド。シオンでいいよ。君の名前は?」


 こうなったら返すしかない。和真はこの子と短い間だけでも友達になれるのだから嬉しいと思えと自分に言い聞かせて返事をする。


「俺は……一ノ瀬和真。俺も名前で呼んでくれ。よろしくな」


「うん!こっちこそよろしくね!」


 和真は先に少しの不安を感じながら、こういうときは握手をしたほうがいいだろうと思い手を差し出す。シオンもそれに応じてくれた。


 その後はシオンと、とりとめない話をしていたがドアが開く音がして話すのを止める。


「先生来たみたいだね」


「とりあえず話は中断するか」


 会話を終わらせた和真とシオンは意識を壇上に立つ先生に向ける。先生は黒板に自分の名前を書きながら話し出した。


「見ればわかる通り名前は孤門隼人だ……孤門先生でも隼人先生でも好きな方でよんでくれ。まぁ、長い話してもつまらんだろうからな簡単に話すわ」


 驚いた。自分の話しをつまらないから簡単にするなんてことを、この有名な学校にいる教師が言うとは思えなかった。周りのたくさんの人達も和真と同じように驚いているようだった。


「合格おめでとう。これからも精進するよう、未来はまだたくさん広がってるぞ………………以上だ。次、自己紹介な」


 その言葉に和真はさすがに省きすぎだろ、と思う。だが孤門先生はその心を読んでいたかのように話を続ける。


「あんなの授業聞いて強くなれって言ってるだけだからな、堅苦しい言葉使う必要ないんだよ………………めんどくさいし」



 短くした理由、面倒だから……今までの教師とは全然違う。これがあのゼクシス魔法学校の教師なのか?


 和真の中でのゼクシス魔法学校のイメージが砕かれその処理が終わらない。そんな事を考えている間にも孤門先生の話はどんどん進んでいく。


「自己紹介は一ノ瀬から。一ノ瀬が終わったら、横から順にしてくれな」


 イメージなんて当たらないんだな、と和真は自己紹介をどうするか考えながら思った。



 自己紹介もなんとか目立つことも言わず普通に済ませれた。シオンも問題無く終わらせている。恭輔は女子の自己紹介だけは真剣に見ているようだった。


 あとから恭輔になんで女子の分だけ真剣に聞いていたのかを聞いたが、立ち上がること利用して不自然なく全体を見るためらしい。聞かなければよかった。






 今は放課となり約束通り恭輔が和真の席に来て、シオンも入れた三人で話している。恭輔とシオンはすぐに仲良くなれたみたいで普通の日常会話をしている。


 ちなみ孤門先生は自己紹介が済むとすぐ教室を出ていった。ゼクシス魔法学校は初日から授業があり、用具を取りに行ったのだと思うのだが、ここでは予想が当たらない為、和真は嫌な予感がしていた。


 初日の授業だし基礎の確認とかで、初日から実技はないだろと思っていたのだが、戻ってきた孤門先生はその考えをやっぱりその予想を覆した。それも和真にとって最悪なものに。


「授業は魔法ドームでする。実際にやりながら基礎の確認もするからぞ」


「急げよ~」という声がしながらドアが閉まる。いきなり実技か……教室で基礎の確認をすればよかったのに。


 別の日にならゼクシス魔法学校の設備で解決策を見付けられたかもしれない。でも今避けられるようになってしまっては恭輔とシオンと友達のままでいられる可能性は無くなるのだ。


 後日、解決策が見つかっても和真を避けた事実があれば今のように何も気にせずにはいられない。絶対に溝は残ってしまう。それを考えて和真は気を落とす。


「魔法ドームか……早く行こうぜ」


「和真、座ってないで早く立つ!」


 恭輔、シオン……順応性高いなすぐに動けてるの二人だけだぞ。和真は口に出さず、沈んでいる心の中でそう答えた。






 あの後、和真はなんとかわりきり恭輔とシオンといっしょに魔法ドームに移動した。三人の動き出しが他の人達より早かったためクラスで一番初めに着いていた。


「すごいよな、ここ」


 切り詰めた生活をしてきた和真がそう呟くのも無理はない。


 ゼクシス魔法学校の魔法ドームは半径25メートルの円状の建物で使用材質は魔力を拡散させる高価な素材を使っている。


 この素材は加工も難しいためこれだけ大きいドームを建てるにはかなりの費用がかかるだろう。


 しかもゼクシス魔法学校はこの魔法ドームが後二つもある。何人遊んで暮らせるぐらいのお金を使ったのだろうか……


「理事長が生徒達のためにって自分の懐からも出してるらしいよ。スゴい人だよね」


「スゴい人のくくりでいいかもわからないぞ……」


 そんなことを話しているうちに他の人達も続々と集まりおそらくクラス全員が揃ったのだろう。孤門先生が話し出す。


「授業始めるぞ。今から二時間ドームを使える。まず基礎の確認な、すぐ終わらせるぞ。フィルド、属性について説明してくれ」


「属性は魔力に性質を加えたもので火、水、土、雷、風、闇、光そして無を入れた八属性があって、闇と光は希少な属性で扱える人は少ない。無属性は他の七つとは違い性質を加えたものではなく、魔力の性質がわからないものが無属性になる、だったかな?」


 属性はシオンの答えたとおりだ。人は魔力量や属性変換資質がそれぞれ違う。


 変換資質は生まれながらに決まり、無属性を除いた二つか三つが基本だ。四つ出来る人もまれに存在する。


 魔力量については個人の努力次第である程度まで上げることができて、あまり上がらなければ少ない魔力を普通なら道具で補える。……和真にはそれも出来なかったが。


「正解。まぁ、無属性は魔力を体に纏う肉体強化とかのことだ。誰でも使えるし特別な変換を出来るやつも少ない。そこまで気にしなくていいな。フィルドが全部言ったし確認は終わり。次は一人一人自分の得意魔法を見せてくれ。一ノ瀬からな」


 わかっていたが、いざ孤門先生からその言葉を聞くと和真はが固まってしまう。


 見せるのは自分の得意な魔法、苦手な魔法を使えと言ってるわけじゃないのだから、普通はそれぐらい楽だと思える。普通ならば……。だが和真はその普通ではないのだ。


「和真、おもいっきりやってスゴいの見せてくれよ」


「緊張しないようにね」


 中央に向かって歩く和真に恭輔とシオンから声をかけられるが、和真としては苦笑いで返すしか出来なかった。中央についてから孤門先生に向かい和真は口を開く。



「先生……俺は……肉体強化しか出来ません……」


 そう言った瞬間、周りが静まりかえった。これが当然の反応だ。魔法が簡単に扱えるこの時代に自分のような存在がいるのがおかしいのだ。


 孤門先生もその言葉に驚きながら本当かどうか確認する。


「それ以外出来ない?本当か?」


 和真はその言葉に頷く。周りからは昔と同じ視線を感じた。


「そうか……わかった」


 孤門先生はそう言って目線を別のとこに向けて何かを確認してからこちらに寄り和真にだけ聞こえる声で話し出した。


「俺はお前の過去を知ってる。」


 和真の体が完全に固まる。疑問が生まれる。だからなんだ?孤門先生が何を考えているかわからない。


「俺は味方だし、お前も今までとは色々違うぞ。絶対諦めんなよ?」



 そう言ってから孤門先生は離れて次の名前を呼ぶ。


 先生は今までの大人とは違う。味方になるなんて言われたのは初めてだ。でも『今までとは違う』とはどういう意味だ?それだけ意味がわからない。


 とりあえずここにいたら邪魔になるだけだから、戻ろうするが周りの蔑んだ目を思い出し足を止めた。周りは昔と同じだ。


 おそらくシオンや恭輔も同じように蔑んでいるだろうと思いながら、他の人の顔を見ないようにして集団の外れに向け歩き出した。


 だがその歩みはすぐに止められた。誰かが腕を掴んでいるのだ。


「和真」


 名前を呼ぶ声から判断すると腕を掴んでいるのはシオンらしい。シオンは顔を下げたまま自分のいる方向を見ない和真を気にせずに話し出した。


「そっちは誰もいない。どこに行こうとしてるの?」


 シオンは何を言おうとして……


「友達が待ってるのわかってるのにそれを無視しないでよ」


 シオンは『友達が待っている』そう言った。和真に向けてそう言ったのだ。シオンは和真を友達だと思ってくれている。理解が出来ない。勝手に口が動く。嘘か本当か確かめるように。


「……シオンと俺が友達?」


「当然じゃん!何言ってるの?」


「和真!シオンだけじゃなくて俺も友達だろ!」


 少し焦ったような声が聞こえる。今度は顔を上げて相手の顔を見ることが出来た。


「恭輔とも……」


 あの時、孤門先生は二人を見ていたのだろう。だから和真に今までと違うと言った。確かに違う。昔の拒絶され、居場所がどこにも無いときとは違う。



『ぜったいまほうをつかえるようになって、すごいやつになってやる!』


 小さい頃、和真はそう誓った。周りの人達を見返したい……その思いから来ていたのだと思ってた。


「恭輔、シオン」


 けどそれは違っていた。あれは誰も傍にいなくて寂しかった気持ちをごまかしていただけなのだ。だからその誓いが、あの悔しさが今ではちっぽけに思えてしまう。


「二人共、ありがとう」


「へっ、気にすんなよ!」


「誰だって得手不得手はあるんだしさ!」


 助けてくれる人(孤門先生)がいる、変わらず友達でいてくれる人(恭輔、シオン)がいる。


 もう周りに認めてもらう為にではない。自分の為に変わる。変わってみせる。


(『出来損ない』だった自分を終わらせて、自分を救ってくれた人達を、自分と同じように辛い思いをしている人を俺が助けられるようになる為に!)

内容がまるでわからん!と思う人は正しいです。第一話はやっぱり難しい……

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