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第95話 糸を探す3

 授乳が終わるころ、健太がリビングに戻ってきた。入るなり何も見つからなかったことを話し、授乳の終わった自分たちに近づき、隼人の頬を撫でた。


「二人が無事で本当によかったよ。」健太は微笑みながらこちらを見て、その後隼人を愛おしそうに見つめていた。


「うん。私もよ。あなたが無事で本当によかった。」彼女もそう答える。今までと違い、心の底からの本心であった。


「じゃあ、隼人を預かるよ。由美はソファーで横になりなよ。」健太は隼人を抱き上げて由美をソファーに促す。


「駄目よ。健太こそ疲れてるんだから。私が隼人を観てるから、あなたが横になって休んで。」彼女は隼人を健太から取り上げ、彼をソファに促す。


「いや、でも由美の方が体力はないし、休んでおかないと。」そういうと隼人をすっと持ち上げ、由美から手の届かないところまで移動させた。


 そこからはソファーをお互いに譲り合うやり取りを数分間続け、結局二人で笑いながらソファに腰かけ、お互いの頭を預けるような形で眠りについた。


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