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日常で世界を変える(八幡編)  作者: mei


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8月25日 篠木蒼大

 ノートに書きこんだ問題集の答えがなんだかちっぽけに見えてきた。勉強している成果がもう少し出てきたらやる気も出てくるんだろうけどな。


 知美「大学受験のレベルって難しいの?」

 俺 「まぁ、受ける大学によるけど高校とは違うかな」

  

 大学の過去問を見ていると、難しくて解けない問題が多かった。これなら、勉強して大学にいけない気がしていた。


 知美「じゃあ、私ももっと勉強しないとなぁ」

 俺 「知美は、いけるよ」


 知美は、昔からずっと頭がよかった。おそらく、他の有名私立でもいけたんだろうなとすら思っていた。


 知美「そうかなー?」

 俺 「いけるいける」


 自信はないかもしれないけど、俺よりも絶対いける。話していても頭のレベルが高く感じる。


 知美「私は、お兄ちゃんみたいに強くないからね」

 俺 「強くなかったら、マネージャーなんてできないぞ」


 強くない妹をマネージャーにさせるのは気が引ける。


 知美「私は、大丈夫だよ」

 俺 「ホントかよ?」

 知美「うん」


 そこには、強い目力があった。


 俺 「なんで野球部のマネージャーしたいの?」

 知美「高校野球って、なんかどんなものなのか気になったの」

 俺 「そんな理由ですんの?絶対やめた方がいいって」

 知美「そう?」


 知美はまったく辞める気配はないようだ。


 俺 「聖徳に来ても入るの?」

 知美「うん。来年、いい選手入るみたいだよ」

 俺 「そうなの?」

 知美「うん。たしか"BIG3"の人」

 俺 「あ、篠木か!!」


 思い出した。この前、橘が言っていた。篠木の弟がめちゃくちゃ野球が上手いと。


 知美「知ってるの?」

 俺 「見たことはないけど聞いたことはあるよ」

 知美「めちゃくちゃ上手いって中学では有名だよ」

 俺 「そんなに?」

  

 俺たちの中では、そんなに上手いという評判は聞いていなかった。


 知美「うん。ピッチャーとキャッチャー両方できるらしいよ?」

 俺 「両方?」

 知美「凄いよね、両方できるなんて」

 俺 「そんなに上手かったら、スカウトくるんじゃないの?」

 知美「たくさんきてたらしいよ」    


 そんな上手いヤツがなんで来るんだろうか?


 俺 「知美は見たことあるの?」

 知美「うん。一回中学の交流会で会ったよ」

 俺 「へぇー、そうなんだ」

  

 話していると段々気になってきた。

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