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日常で世界を変える(八幡編)  作者: mei


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8月23日 嫌いな人7

 群馬北高校と學学園高校との一戦。群馬北高校は、序盤から点数を重ねていた。3番の和泉が2打席連続3ランホームランを放つなど、9得点をあげていた。群馬北といえば、今年の優勝候補だ。群馬北は、まだエースの中川は投げていない。いつになったら、投げるんだろうか?群馬北のマウンド上には、池田が上がっていた。群馬北高校のベンチを見ていると、ちょうど背番号1をつけたエースの中川が、ゆっくりとブルペンに向かおうとしていた。プロ注目ということもあって、ただ歩くだけの姿がテレビに映し出されていた。あんなピッチャーがいたら、マウンド上で投げる池田も心強いだろう。もしかしたら、この回に投げるのか?もう、9点差だし、このまま温存して次戦で試合で投げた方がいいのになと勝手に思っていた。

 キャッチボールというよりは全力投球をしていると解説者が話していた。解説者もプロ注目の中川について語っている。マウンド上の池田のボールを見ているとボール球が先行してコントロールできていない気がした。俺は、この後中川が投げるかはどうでもよかった。正直、この点差だからハラハラする展開にはならない。面白い試合にはならなかった。

 

 ー8月17日ー


 祐奈「私、3人言ったから、次は修ね」

 俺 「いいよ。その前に、次どこ行くか決めよ」


 祐奈は、何か思いついた顔のようになっていた。


 祐奈「どこがいいかな?カフェ行く?」

 俺 「いいよ」


 たしかにカフェなら話しやすい。


 祐奈「あそこの駅近くのカフェでいい?」

 俺 「あそこ人多くないかな?」  


 駅近くということもあって、20時くらいは、いつも人が多いイメージだ。


 祐奈「多いかもね」

 俺 「だったら、学校の方のカフェ行く?」


 もし行って入れないくらいの可能性があるなら、学校の方にあるカフェに行った方がいい。


 祐奈「あそこだったら、少ないかも」

 俺 「じゃあ、そうしよっか」  

 祐奈「おっけー」


 俺たちは店を後にして、ゆっくり歩き出した。ここからだと、カフェまで徒歩15分くらいだろう。8時過ぎには着くだろう。


 俺 「ゆっくり歩いていこっか」

 祐奈「そうだね。それよりも、尊敬する人誰なの?」


 俺の尊敬する人。


 俺 「一気に3人言っていい?」 

 祐奈「いいよ」


 もう20時になろうとしているのに、そんな風にはまったく感じさせない空だった。

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