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日常で世界を変える(八幡編)  作者: mei


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8月19日 嫌いな人3

 今日も参考書を解いていた。少しずつ、学習に対して慣れてきた気がする。もっと、飽きるかなと思ったけど意外と続いている。今日もできたから、明日もできるんじゃないかと俺も思っていた。


 ー8月17日ー


 祐奈の仲良い人、嫌いな人それぞれ聞いた上で、祐奈に聞いてみたい質問が頭の中によぎった。


 俺 「じゃあ、スゴイなって思う人教えてよ」

 祐奈「いいけど、パッと出ないよ」


 俺もパッとは出ない。誰がいるだろうか?


 俺 「いいよ。じゃあ、3分の時間取るからお互い考えよ」


 スマホを取り、3分をセットした。スマホは、ゆっくりと動き出した。


 祐奈「わかった。じゃあ、思いついたらスマホに書くわ」

 俺 「オッケーい」


 時刻は、19時20分。23分になったら終わりか。誰がいるだろうか?祐奈も黙り、俺も静かに考えを巡らせていた。最も尊敬する人。最初に思い浮かんだのが、野球部の橋本涼太だった。橋本は、野球が上手いのはもちろんだが、決して上手いことを偉そうにしない。常に俺たちと同じ視点で話をしてくれる。そんなところが好きだった。次に思い浮かんだのが、サッカー部の沢田亮二だ。サッカー部自体は嫌いだけど、沢田だけは特別だった。橋本と同じように偉そうにしないのはもちろん初めて一緒になった俺にも態度を変えずに話してくれる。そんな沢田がカッコよかった。3人目が堂林直生だ。堂林は、淮南高校なので今は、関わることはないが中学校の時によくつるんでいた。決して、勉強やスポーツが秀でているわけではないが、人を惹きつける力が凄かった。友だちは、何人いるんだというくらい多い。聖徳高校にも、たくさん友だちがいる。俺は、この3人の心に描きながら、祐奈の回答を待っていた。スマホは、3分が経過し、アラームが鳴った。


 俺 「考えれた?」

 祐奈「うん。一応ね」


 スマホを見ながら確認している様子だった。祐奈のスマホには、どんな名前が書かれているのだろうか?


 俺 「じゃあ、先言ってよ」

 祐奈「えー。修先言いなよ」


 なんかすぐに言うの嫌だった。


 俺 「えー。じゃあ、じゃんけんだね」

 祐奈「わかった」


 俺たちはじゃんけんをすることになった。俺は、拳を握り、祐奈見つめる。お互い笑いながら、俺たちは、「最初は、グー」と声を出した。俺は、右手を出すと、お互いに「グー!」の掛け声が響いていた。再び、俺は、拳を握りしめていた。

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