表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常で世界を変える(八幡編)  作者: mei


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/80

7月16日 練習試合(群馬北高校戦)3

 橋本の打球は、相変わらず飛んでいく。レフト後方に守っていた俺は、陸上部のところまで飛ばないようにボールをキャッチしたのだった。すげぇな、アイツは。同じ高校生とは思えなかった。


 ー7月14日ー


 次の回に俺の打席が回ってくる。試合は、3回裏。0対5。1回、2回、3回と群馬北高校に毎回得点を許していた。特に、群馬北高校の3番ショートの和泉。こんな高校生がいるのかというくらいな打撃で2打席連続ホームランを打たれていた。和泉は、スイッチヒッターみたいで1打席目は、右打席で。2打席目は、左打席で。それぞれ打っていた。

 俺たちは、序盤から点差をつけられたこともあり、ピッチャーは、橘から竹田に代わっていた。橘は、ベンチでふてくれているみたいだった。一方、代わった竹田は、リズムよくボールを投げ込んでいた。

 打球は、レフト後方に飛んでいくが、レフトが止まる。そして、ボールは、グローブの中に吸い込まれていった。俺は、レフトからの返球を受け取り、ピッチャーマウンドにボールを置いていった。

 声を出しながら、俺たちはベンチへと引き上げていく。序盤から点を取られているということもあり、いつものような元気さはなかった。それでも、川中や橋本が声を張り上げていた。監督は、俺たち円陣の中に入り、指示を出した。

 "いいか。まだ、3回終わったところだ。ここから、ここから。1点ずつ返していくぞ。まずは、ストレートとスライダーの狙いを決めて打席に入れ。狙いとズレても、慌てるな。わかったか?"

 はい!!俺たちの声が響き渡った。監督の指示は、シンプルだった。監督の指示が終わると、キャプテンの川中が声を出し、円陣はほどけていったのだ。たしかに、ストレートとスライダー。どちらかに絞ったら打てそうな気がするけど、これがなかなか打てないのだ。

 そして、4回表が始まった。俺は、バットを持ちながら、ネクストバッターサークルに入った。さっきと同じようにはやられたくない。しかし、群馬北高校の中西は相当いいピッチャーだった。ヤマが外れてしまうとほぼ打てないことがさっきの打席でわかった。

 ストライク!バッターアウト!!。5番の佐伯は、二打席連続三振となっていた。俺は、歩きながらバッターボックスに向かった。さっきの打席は、狙った球は、一球もこなかった。まるで、俺の考えを見透かされている気持ちのようだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ