7月13日 聖淮戦25
【聖徳高校背番号】
1 橘怜衣 10 竹田衣玖
2 橋本涼太 11 葛西弘毅
3 川中衛 12 早川直人
4 定本健太郎 13 向井雅
5 佐伯浩二 14 飯田徹
6 八幡修也 15 安田智久
7 田中優聖 16 小川純希
8 山里侑大 17 永谷満
9 田畑誠 18 山田悠太
今年の聖徳高校の夏メンバー18人は、投手3人、捕手3人、内野手6人、外野手6人で構成されていた。ベンチ入りできなかった2年も切り替えてノックやバッティング練習を手伝ってくれていた。
俺は、健太郎と一緒に二遊間でノックを受け続けていた。健太郎は、軽快にボールを捕球し、俺の方に投げていた。やっぱり、セカンドはコイツしかいないだろう。
ー6月13日ー
試合は、残り2分。コート上では、高田と古屋が激しく火花を散らしていた。マークが厳しくなった高田は、ボールを受け取るなり、マークの佐藤と冬山を振り切る。まるで、他の人には関係ないかのようにコートを動き回る。そして、マークが厳しい中、レイアップシュートを決めた。橘や橋本たちは、メガホンを叩きながら、大きな声を出していた。
シュートを決めた高田は、大野の近くにいき、何やら話しこんでいた。だが、大歓声でコート上の声もほとんど聞こえていなかった。しかし、歓声も束の間。今度は、淮南高校が速攻をしかけた。ボールを冬山、佐藤、高橋と回した。急いで、守備に戻った大野がつくも、古屋にボールがいく。そして、そのまま得点が入った。
試合は、残り1分。今度は、聖徳高校が走る。またしても、速攻だ。大野からボールを受けた高田は、二人のマークをはずして、決めた。なるほど、そういうことかぁ。さっきの大野との話は、今の速攻を示唆していたような気がした。
再び、淮南高校ボールで試合が再開した。今度は、ゆっくり攻めていく。ボールをもった冬山は、前へ指差しながらドリブルをする。前には、古屋と高橋が走っていく。冬山のパスは、古屋へとつながる。しかし、古谷の前には、高田が立ち塞がった。ボールを持った古屋は、前に進もうとするが、高田が前にはいかせないように守る。古屋は、動きながら、古屋を振り払う場所を探した。これぞ、エースの対決。二人の対決に、体育館の応援している人たちも静かに見守っていた。そして、審判が右手を挙げ、大きな笛を鳴らした。




