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日常で世界を変える(八幡編)  作者: mei


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23/80

7月11日 聖淮戦23

 夏の大会の初戦まで、残り12日となった。昨日に続き、バッティングをして振りこんでいた。俺が打った打球は、外野の小川が捕った。明日には、ベンチ入りメンバーが決まる。そうなると、ベンチ入りしていないメンバーは、明後日から練習ができなくなる。おそらく、3年はベンチ入りは、できるだろうけど、1年の田中がメンバー入りしてしまうと、他の2年が入れなくなる厳しい状況だった。


 ー6月13日ー


 後半開始当初と比べるとかなり観客の人数が増えていた。それもそのはずか。他の部活動の試合も終わり、残すところ、この女子バスケ部の試合だけだからだ。

 後半16分。試合は、24対25。コート内では、高田がボールを持っていた。相変わらず、存在感は抜群だった。これぞチームの要なんだろう。しかし、高田には、常に2人マークされている状況だ。マークについてるのは、淮南高校の佐藤と金丸だ。

 高田は、中野にパスを回して後を託した。しかし、中野の動くスペースを古屋が完全に防いでしまっている状況だ。中野がボールを回そうとした瞬間、古屋がボールに触れた。ボールは、淮南高校の冬山のところへ転がっていく。冬山は、すぐに高橋にボールを渡し、速攻をしかけた。

 体育館の歓声も、淮南高校から大きく聞こえるようになってきた。最後は、古屋がシュートを放ち、27点目が決まった。淮南高校の佐藤や村田はメガホンを叩き合いながら、とてもはしゃいでいた。


 橘 「やべぇな」

 橋本「時間もないしな」


 後半17分になっていた。


 橘 「八幡!」

 俺 「どうした?」


 俺は、橘に近寄った。


 橘 「あれ見ろよ」


 橘が指差したその先には、、、、、。ショートカットをした黒髪の女の子。女の子は、メガホンを叩きながら、友だちとはしゃいでいた。誰だ?あれは?俺は、女の子を見つめた後、再び橘を見ようとしたその時。脳内が光る感じがした。まさかな。俺は、橘にハミかんだ。


 橘 「俺、凄いやろ?」

 俺 「いや、凄い。ハハハ」

 橋本「どうした?」


 近くにいた橋本は、俺たちの会話に突っ込んできた。

 

 橘 「橋本って、あの子しってる?」

 橋本「いや、知らない」

 橘 「そっかぁ」 

 橋本「誰なの?」


 当然、あの女の子が誰なのか気になるのはわかる。だが、このまま話されても困る。


 俺 「おい、橘!」

 橘 「わかったよ」


 橘は、橋本に答えることはしなかった。

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