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日常で世界を変える(八幡編)  作者: mei


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17/80

7月5日 聖淮戦17

 やっぱり真夏の水は喉が潤う。大量の汗をかきながら、咽喉元に通っていく。エースの橘の投球練習を見ながら、帽子を被った。


 ー6月13日ー


 橘 「八幡、こっちこっち」

 俺 「どうした?」

 橘 「あれ、あれ」


 指差した先には、祐奈の姿があった。


 俺 「うるせぇ、バカ」

 橘 「いいじゃん。たまには」

 俺 「まぁ、試合終わったからな」

 橘 「たまには遊ぼうぜ」


 俺は、祐奈。橋本は、高田。橘は、湊谷。それぞれ、付き合っているが、野球で忙しくてろくに遊べていないのが本音だった。それでも、俺たちは楽しかった。他のサッカー部やテニス部と比べると、練習時間は長いし、土日が休みになることはない。1年生、2年生の間はずっと先輩にこき使われたし、苦しかった。

 そんな苦しい時、いつもコイツらがいてくれた。入学当初、練習についていけなかった時、橘や橋本が一緒にさぼってくれたこともあった。試合に出れずふてくされていると、健太郎や永谷たちとこれからのことを語り合った。右腕を骨折した時は、川中や佐伯たちが勉強を手伝ってくれた。


 俺 「たしかに。今日終わったら遊びに行く」

 橘 「何する?」


 橘は、帽子を後ろに被り直した。


 俺 「うーん、、、、。何がいいかな?」

 橘 「映画とかは?」


 最近、映画なんてロクに見に行っていない。


 俺 「ああ。いいな。恋愛映画みよ」

 橘 「いいね。最近公開したやつ、なんやっけ?」


 今、話題の映画だった。


 俺 「えーっと、、。壁ドンするやつよね」

 橘 「そうそう。あれ見てキュンキュンしよ」

 

 俺たちが話し込んでいる先には、高田、大野たちがタオルをかぶりながら、話こんでいるのが見えた。俺たちだけじゃなく、アイツらも最後の"聖准戦"を戦っていた。すると、横にいた橋本も俺たちの話に入ろうとしていた。


 俺 「橋本、何してんの?」

 橋本「えっ?」


 どこか気まずそうにしていた。それもそのはず、目の前には、橋本の彼女である高田がいるからだ。


 俺 「もっと前こいよ」

 橋本「うるせぇ、バカ」


 橋本は、照れていた。


 俺 「もっと前で見ようぜ」

 橋本「ああ」


 審判は、試合開始の合図を出した。俺たちの近くにいた生徒たちもとても声を出していた。ここから、巻き返せるのか?頑張れよ、女子バスケ部!

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