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春をもたらす貴方へ  作者: 桜華 心愛
1/2

プロローグ

初投稿です。文才がないくせに一丁前に設定を作ったので、スローペースで投稿していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。



「春になったら、紅晴花(ホンソンファ)を見に行こう」




いつも、眉間に皺を寄せていた。

いつも、不満そうな顔をしていた。


表情というものがない時すらあった。

人間味を感じさせない、冷たい貴方の顔が最期の景色となった人は、何人いたのだろうか。



貴方の笑顔が消えたのはいつだろうか。

何があの人から笑顔を奪ったのだろうか。



残酷な貴方に、聞きたいことがあった。



なぜ、私を側においたの。

なぜ、私の前で笑ったの。

なぜ、私の前で泣いたの。

なぜ、私と約束したの。




貴方のせいで。穏やかに笑いながら約束の言葉を吐いた貴方のせいで。




長らく、私に春は訪れてこないのです。


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