旦那様とウォシュレット
皆様ごきげんよう。ネタの宝庫の旦那様でございますの。テレビを見ている姿からして、ツルリン頭にタオルを載せてご覧になってるのですが、ここはビバ☆ノンノ♨ではありません。
激辛グルメを見ていて、ツルリン頭が汗かいたとボヤいておられます。旦那様はバリカンの一枚刈ですの。数年前、薄くなった頭部に嫌気がさし自ら進んで、坊主になられました。ちなみにバリカン買ってご自身で散髪されるので、お好きにどうぞなのです。
そんな旦那様、ある夜の事……。
嫁がやっと寝たわ、フリーダム!読んで書こうとしていると……。
『バタン………、ゴトン!ガタガタ……』
トイレから異音が……、旦那様がトイレに向かったのは分かったのですが、何故ゴトン、ガタン?怪訝に思ってましたら……、
「ひゅおわあわあわ!ちよっと来てくれ!」
はい?紙はストックしてますし、その変な雄叫びは?面倒くさいなぁと、トイレに向かえば、
「リモコン落としたんや!電池がバラけて……」
トイレの床と旦那様か水浸しですが……。なぜにトイレその場で電池を入れるのですかね。旦那様は電池をセットし、元の場所にリモコンを掛けた時。
ネタの神が降臨されたのです!
ビデのボタンを押したのですね。しかも蓋はリモコン落とした時に閉まって無かったという、ネタ的に素晴らしきタイミング!
「ジャーと!シャワーがァァァ!どっこも水浸しやぁぁ!」
ワタワタされておりました。くそ!拭き掃除しなくては、取り敢えず旦那様に着替える様に言いながら、タオルを用意し夜中に拭き掃除。幸い我が家のトイレはこじんまりしてますので、タオル2枚で終了しましたが。
「このトイレ壊れとるんや」
いえいえ、旦那様がその場で電池を入れるからと嫁は夜遅い掃除にイラッとしながらお答えします。
「お前は!電池入れ替えたからこうなったのか!」
何故か嬉しそうにお聞きになるので、
「私はリモコンの電池入れ替えは、別の場所で執り行います」
「なんでワシだけこうなった!」
「場所が悪いのと、ボタン押すからそうなるのです」
「やっぱりこのトイレ壊れとるんや!使ったらアカン」
と負けを認めぬ旦那様はパジャマを着替えると布団に戻られたのですよ。その後当たり前の様にトイレを使う旦那様に時折お聞きするのですけど。
「トイレ壊れてませんの?」
「大丈夫や!」
二度とリモコンは洗浄ボタンだけしか触らんと!決意された旦那様なのです。ちなみに洗浄ボタンを押さなくても、自動洗浄が設定されてるのですが、その点は何度説明しても、わけわからん、何で勝手に流れるとボヤくので、まあいいかとなっておりますの。
では、皆様次回にごきげんよう。