表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
COLOR  作者: D−Dream
56/67

第56話

「俺たちはこっち。エリーたちはあっちを頼んだ」

 銀介は指差しながらそう言うと本当に真面目な顔になり、1組織の司令塔(リーダー)らしさを見せる。

「絶対に死ぬな。これは命令だ。……健闘を祈る」

「……プッ。銀介らしくないよ、そんな言葉」

「いやー。こういう司令官っぽいセリフ言ってみたかったんだよね」

 いつものおちゃらけた銀介に戻って、そんなことを言う。

「私たちは大丈夫。そっちこそ、死なないでよ?」

 エリーが軽く笑いながらも、そう言う。うなづいた銀介は、再び真面目な雰囲気で返す。

「大丈夫。絶対に助けよう」



「……何もないな。扉だけじゃない、窓すらないなんて」

 軽く廊下を走りながら、銀介が声を上げた。

 その疑問も当然なものだろう。建物に明り取りとしての窓すらないのだから。

 疑問を抱えながらも廊下を抜けると、少し広めなスペースへと出た。まるで、そこで戦闘をすることを想定していたかのように、置かれている装飾品類は壁際へと固められていた。

「こんにちわー。COLORのお3人さん」

 ――そして、1人の女が待ち構えていた。

 金髪に青色の目。薄水色のワンピースを着た彼女は、椅子の背もたれに座ってヒラヒラと手を振った。椅子から降りると、ペコリとお辞儀をした。

「あたし、ビショップっていうの。クイーンから、「倒してきて」って言われてきたんだー」

「桃香が……。やっぱりか」

 銀介のつぶやきは誰にも拾われず、宙へと消えた。

 刹那、ニコニコと笑顔だったビショップの表情がガラリと豹変する。

(ころしあ)おうよ。3対1でもいいよ、あたし、勝つから」

どうしましょう、またもミス発見です!

44話にて透し見していたのはビショップなのですが、どこでどう間違えたのか、本来はクイーンの仕事だったんですねぇ。直しましたが、間違えるなよ自分て感じです、はい。以後気をつけます。

こんな作者ですが、これからも『COLOR』をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ