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COLOR  作者: D−Dream
39/67

第39話

「よーっす。ただいまぁ」

 その男は軽々と大人2人を肩に担いで、ドアを蹴って開けた。肩に担いでるのは、白髪ツインテールと黒髪の男だ。ついでにその男を支えている側の手で、猫とも犬ともつかない生物も押さえている。

「おつかれ、ルーク。……そのおまけは何?」

 腕を組んだまま、ルークを一瞥してクイーンはぶっきらぼうに言い放った。「おつかれ」の裏に「当然でしょ?」というニュアンスが漂っているが。

「伝達役は必要だろ? 早めに片付けたほうがいい。よっと……。頼むぜ、クイーン」

 肩から3人を降ろしつつ、そう答えた。2人を壁に体を預ける体勢になるようにさせる。

「ああ。このスピリットはどうする?」

「エレメンタルにしたほうが、術はかけやすいわね。キングを呼んできて」

 クイーンはサイで何かを形作っている。時折呪文のようなものも唱えつつ作っているので、傍から見ると怖い。

 しばらくして出来上がったものは、片手で持てる大きさのハープだった。白と黒のサイしか持ってないはずだが、ハープには桃色の線や水色の線など別の色も混じっている。

「つれてきたぞー」

 扉が開き、意気揚々とルークが入ってきた。その後ろにキングの姿もある。キングはノームの傍に膝をつき、軽く手をかざした。束ねられた横髪がちょうどキングの顔を隠す。隠されて分からないが、心なしか笑っているように見える。

「……なるほど。たしかに珍しい。これをエレメンタルにすればいいのだな?」

 そう言うが早いか、早速呪文を唱えだした。唱え終わると同時にノームの姿が変わった。

「ありがとうございます。では……」

 クイーンは出来上がったハープを演奏し始めた。

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