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COLOR  作者: D−Dream
15/67

第15話

「……で、その多重人格者のマックスとか言うのが、ヒカリのカケラのことを光角と言っていた。そして、戦いを挑んできた。って、ことでいいのかな?」

「まぁ、大体は……ですガ」

 ボコボコにされて顔がすごくはれている銀介に、大体の事情を話した。

「マックスは、1つの人格でいるために常に仮面をつけていました。その仮面が、戦闘の時につけていた仮面と同じものでしたガ」

「その…… マックスさんは、ほかの人格になったことがあるんですか?」

 ギアは、ちょっと考えてから口を開いた。

「確か、1度だけ。オレが、大怪我を負って動けなかったときガ。後から聞いたことだガ、いきなり仮面が砕け散って暴走したらしいガ。手がつけれなくなって、殺されたとか。殺される直前に『僕はポーン。無限の可能性を秘めた兵士(こま)』と、名乗ったらしいガ」

「その人格だけが…… 生き残ったか……」

「そ、そんな事もあるんですか!?」

「あの…… ちょっといいですか?」

 ウンディーネのちょっと怒っているような感じの声が聞こえる。

「何?」

「こんなシリアスな話をしているのに……何故、BGMは流星☆ハ▽◆○どか※@$%ー!!」

 思わず、沈黙が流れる。沈黙を破ったのは銀介だ。

「へー。ウンディーネって、活舌悪かったんだ」

「うん。1つ目の曲名も後半言えてなかったしね。わかる人にしかわからないよ」

「だっまれぇーいっ!!」

 顔を真っ赤にしながら、ウンディーネは叫んだ。(吠えた?)

「はずくねぇのかよ……」

「はずいわー!! ボケー!!」

「えぇー!!」


「とりあえず、さっきの話に戻ろうか」

 優雅に紅茶を飲んでいる白阿修羅と、ウンディーネ以外の皆は頭にたんこぶを作りながら今後の作戦のためにミィーティングに参加した。

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