考察 「中道改革連合」比例代表名簿の順位について
「中道改革連合」比例代表名簿の順位についての考察です。
現時点(2026年1月下旬)の公表資料や報道では、公式の「中道改革連合」比例代表名簿の順位(一覧)はまだ確定・公表されていません。
1.実際の名簿配置イメージ
順位 枠 決まり方
1位 公明 固定
2位 立憲 惜敗率
3位 立憲 惜敗率
4位 公明 固定
5位 立憲 惜敗率
こんな名簿作れるのか?1位、2位公明。3位以下立憲では?と思うでしょうが、公職選挙法上は可能なはず。
理由
前提の再確認
公明側
必須ライン:比例で「当選確定圏」20人以上
理想ライン:可能なら24人
理由
現行:比例20+選挙区4
→ だから最低20は当然
→ さらに選挙区を譲るなら、その4も比例で寄越せ
これは、交渉論として100%正当。
では、立憲は飲めるのか?
立憲側
要求:10ブロックすべてで「1位は公明」残りは「各ブロックの当落線上」で調整
理由:今の公明党の実力は16~18議席ぐらいと予想しているから。
今回の合流で公明が失うもの
(1) 小選挙区の「掘り起こし効果」の消失
従来の公明は:
小選挙区で候補を立てる
その過程で支持者を掘り起こす
比例に回す
さらに自民とのバーターで上積み
という二段構えの動員構造
小選挙区撤退 → 掘り起こし装置の消滅
(2) ブランド消失リスク
「中道改革連合」という名称は、
抽象的
長い
既存支持者にとって情緒的接点が薄い
という問題を抱えている。
公明支持者は、
「公明党」という宗教的・感情的・習慣的ブランドに投票してきました。
それが:
「中道改革連合」に置き換わると、
投票動機が弱くなる
高齢層ほど棄権率が上がる
という現象が起きやすい。
(3) 長期低落トレンド
支持者の高齢化
若年層流入の不足
新規テーマとの乖離
で毎回比例の得票を減らしている。
(4)公明票の効果が読めない。
一説によれば1選挙区に1万から2万票。これが自民から立憲にうごけば数十選挙区で結果が逆転といわれていますが、
①参議員、地方組織は合流していない。公明党のまま。どこまで本気で支援してくれるか不明。
②共産党の公明党への拒否感が強い。今まで自民党を当選させたくないから立憲に入れていた共産党支持者が公明党との合流で立憲もイヤに変わる。
③宗教票が創価学会を嫌って逃げる。
④自民党も公明党が抜けたことで維新や参政党の支持者から投票されやすくなる。
①~④を加味すると公明党との合流効果は半分ぐらいと予想される。
執行部は20議席で決めるつもりかも知れませんが、実力以上の議席を公明に渡すことに。復活枠の減る立憲議員の不満は高いと予想されます。
さらに問題!
公明の劣化率が可視化出来ない。
小選挙区から撤退したら公明党単独の獲得票数はわかりません。減っても増えても立憲と公明どちらが原因かわからないのです。だから実力以上の処遇が続きます。(3年毎の参議員選挙の)
公明党は合流せずに立憲の候補者に推薦を出す方が正しかったと思われる。
そうであれば、公明の現職がいる選挙区に自民党が候補を立てないぐらいの取引は出来たのではと思います。兵庫8区とかは当選確率が40%→10%に下がったイメージがあります。前の国交大臣さん。地元では結構人気があったのに。立憲の候補者のポスター1枚も見たことありません。




