参議院本会議
議長
「ただいまより、衆参選挙制度改革案の参議院審議を再開します。」
立憲民主党議員(ヤジ交じり)
「この制度、理解不能です!複雑すぎて民意が反映されるのか疑問だ!」
共産党議員
「票の価値が操作される!市民の意思をねじ曲げる制度だ!」
総理・黒崎
「皆さまの懸念は理解しています。しかし、この改革は民意の反映と国会運営の効率を両立させるために設計されたものです。」
テレビ解説(割り込み映像)
ナレーション:「従来の選挙区で20万票を獲得した候補者の場合、新制度で投票は記名票4万、政党票16万になったと仮定します。
参議院の当選票は以下の計算です。
記名票4万 + 政党票16万 × 0.3(都道府県代表割当)= 8.8万票
つまり、前回の票のうち、記名票でどれだけ固められるかが当選の鍵となります。」
「つまり、参議院を完全比例化するために反対に回る選挙区議員を取り込むための仕掛けです。」
「改選74議席で一票の格差を解消できる点は評価したいと思います。」
「参議院で与党過半数は困難になると思いますが?」
「今でも過半数ありませんから。衆議院の小選挙区が大事なんでしょう」
カメラ:国会議場に戻る
野党議員が互いに顔を見合わせる
「完全比例で議席増はありがたい」という空気が漂う
立憲民主党議員
「説明は分かった。しかし、やはり自民党の利害が前面に出ているのではないか!」
黒崎
「再度、申し上げます。我が党は以下を自主規制として明確に守ります:
大団体(JA、医師会など)の組織候補は衆議院比例で出しません。
比例で出すのは個人や小さな団体の代表が中心になります。
これにより、公平性を確保しています。」
議長
「では、衆参選挙制度改革案に対する採決を行います。」
議員投票シーン(クローズアップ)
自民党参議院議員が静かに投票
野党は形だけ手を挙げるが、内心は賛成している。
立憲の選挙区議員は複数支援を獲得済みだろう。
総理、静かに演説しながら投票を見守る
議長
「賛成多数により、衆参選挙制度改革案は可決されました。」
総理(心のモノローグ)
「複雑で分かりにくい制度かもしれない。
それでも、国民の一票が生きる仕組みを作るため、私たちは決断した。
野党が抵抗するのは形式だけ。今日、議会は前に進んだ。」
カメラ:議場全景
議員席で安堵の表情を浮かべる自民党参議院議員
野党は形だけ抗議のジェスチャー
総理は窓の外の東京の街を見つめる




