ダメダメ女先輩
???
「ねぇねぇこーはいく〜ん…パソコ
ンに保存したはずの大切なデータが全
部消えちゃったよぉ…助けてぇ…」
そう泣きじゃくりながら僕こと、雪井冬理にいつものように助けを求めてきたのはダメダメな女先輩である水月夏花先輩だ。ここは一般的な会社で、平凡すぎるぐらいの日常を送ることになると思っていたのに…まさかこんなダメダメな女先輩がいるなんて!!まあ先輩のおかげで退屈をしない日々は送れているが…
僕
「はぁ〜…先輩、またですか?僕がいなかった時ほんとにどうやって仕事してた
んですか?」
夏花先輩
「え…部長に助けを求めてただけだけど。」
僕
「じゃあ、なんで今は僕という後輩に助けを乞うんですか?」
夏花先輩
「それは………これ以上部長には迷惑をかけすぎちゃいけないなと思って!!」
僕
「それを僕に対しては思わないんですね(ジト目)」
夏花先輩
「ごめんごめん!ほんとはこーはい君をものすごく頼りにしてるからだよ!」
僕「ほんとかなぁ〜?っと、はい、先輩。データ修復できましたよ。さすがにもう同じミスはしないでくださいね。絶対ですよ!絶対!!」
夏花先輩
「ありがとぉ〜!!大丈夫だよ!もう絶対データ消すミスはしないから!!」
僕「先輩、まったく同じ言葉をもう10回近く聞いてる気がするんですけど気のせいですかね?」
夏花先輩
「キノセイダヨー」
そんな会話を僕達がしていると、
???
「お前達、早く仕事に戻れ!」
僕
「春華部長!すみません!」
クール系の女部長である界温春華部長に怒られてしまった。どこかの誰かとは違って仕事を終わらせるのもすごく早いうえに、ほとんどミスもしないスーパーエリートである。カッコいい…僕もああなりたい…
夏花先輩
「部長〜ちょっとぐらいいいじゃないですかぁ!」
僕
「先輩何言ってるんですか!?ほら、早く部長に謝ってください!」
夏花先輩
「すみませ〜ん。以後気をつけま~す!」
春華部長
「はぁ〜まったく…いっつも会社のオフィス内でイチャイチャしやがって…」
僕・夏花先輩
「「イチャイチャなんかしてません!!!」」
春華部長
「ほら、またそうやって…(リア充爆発しろ!!ボソッ)」
僕
「部長、最後に何か言いましたか?」
春華部長
「何も言っていない。私にも仕事があるんだ。早く仕事に戻れ。」
僕
「はい、分かりました。」
夏花先輩
「は〜い分かりましたぁ」
初投稿です!!
思いつきで書きたくなったので書いてみました(笑)エピソードの長さは多分短いほうですが、ここまで読んで楽しんでもらえたのなら幸いです。一応連載ですが、続きがいつになるか、そもそも続きを書くかも決まってません。もし続きを書くなら今回のような一話完結の方式でやっていこうと思っています。
今後とも、猫明ラギトをお願いします!!