ギルド登録しよう!
「まさか、、あなた、、」
受付嬢の真剣な声にオレと久美子は息を飲んだ。変なことを言うのでは無いのかと思った。もしかして自分の存在がやばいと思う久美子。その場で数秒沈黙が続いた。そして。
「かのじょ、、、」
「いえ、違います。」
受付嬢の言葉を上から叩きつけるように俺は言った。受付嬢は期待はずれと言わんばかりのしかめっ面になった。咲太は、呆れた顔になり、はぁとため息をついた。
「なあーんだ。違うのか。」
当たり前ですよ!!と思わず叫んでしまった。
全く、最近の若い子はすぐそんなふうに考えるよな。あ、俺もその若い子に入るのか。
そんなことを頭の片隅で考えてたら受付嬢が、「これで登録完了です」と言った。俺は長い時間待たされるかと思ってたら意外とあっさり終了した。もしかして変なこと長い間俺は考えてたのか?
「それにしても色々といいのか?」
ギルドの登録終了して俺の家に向かう途中で俺は久美子に聞いた。
「うん。なんか宮間くんなら信用できるし」
「そうか」
久美子は自分の家まで忘れてしまったらしい。なので俺の家に泊まるという案が出た。それも久美子の口から。
実は俺、一人暮らしを始めたばかりだから誰かが来てくれるのは嬉しいことなのだ。
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