神?仏?
04話
「は? なぜ?」
すると、ラウンジの方から声が聞こえた。
「あぁー! 良かった、間に合ったみたい。 割り込んだの、転移?だっけ? いぃー いぃー! 喋んなくて大丈夫!」
なんだこのオッサン、テンションタケーと思っていると。
「オッサンって、思った?今?さっき? うん分かるの、神様?そう地球の、でも初めてじゃないんだな〜、そう、ゲーム内で!ささみー♪って、思い出した?あんたブラックホーネットの85でしょ?KPからの85乗りの?」
俺が昇格戦の時によく対戦相手になっていたのが、ささみーだった。
ってか、KPはオカンのやし、85はオヤジのや!
「ささみーって!?そっちは降格戦わざとやろ!こっちの昇格戦で、何故か毎回対戦してたしな!」
俺の考えてる事が分かるなら、端折った台詞で伝わる筈。
「ん〜、タマタマ? それよりも本題に入りま〜す。 貴方は、開発などの使命は、ありませ〜ん!ミトラちゃんが言ってみたかったセリフでした〜
ちなみに、対戦で心が折れなかったかのは、君だけだったからオススメしたんだよね〜。」
俺は、マジでムカついたぞ!転移の適正をゲームで見てたんかい!
「い〜ち!ガチャを引き相棒を決める。 に〜、編成の仕方覚える〜、さ〜ん、転移先で支障がない様に改良しまーす。」
改良と言われ取り乱す。
「ちょ!まてよ!」
「答えは、聞いてない!だよね〜!ポチッとな」
俺の体が、光りだす。
「習うより慣れろ的な?さぁ!ガチャを引いてみよう!・・・・・神っぽい?進行してる感あるよね、・・・我が選びし精鋭達よ!・・・って感じ?」
俺は、脱力感を感じながらロビー左側のガチャブースへと向かう。
「初回は10連ガチャ無料か、意外と普通だな」
「YOU、早く引いちゃいなよ!」
何か有ると思いながらボタンを押す。
ガチャの上部分、カプセルが入ってる所が回り出して中のカプセルをシャッフルしてる様だ。
するとドラムロールが鳴りカウントが始まる、《スリー! ツー! ワン! ・・・ゼロ!》
カプセルが目の前にゆっくり落ちてくる、そのカプセルを手に取ると光り出す。
(アイテム)薬草
(アイテム)薬草
(装備)お鍋の蓋
(従魔)ケンタウロス (牝)
(装備)擂粉木
(装備)銅鐸
(スキル)先読み
(人種)サリー (雌)
(従魔)トカゲ(水)(牝)
(装備)ワンピース
・・・・・やり直しは出来ないのか?
銅鐸でどう叩く?ゴマスリの擂粉木・・・・・
「貴方が主人か!私は森の賢者!ケンタウロス!名は無い!宜しく頼むぞ!」
はいはい、宜しくねっと、ステータスは?
LV 1
HP 14
力 17
魔力 10
防御 9
回避 14
固定装備 槍 弓
う〜ん、ゲーム内ならUCって感じだな。
次は、サリーか仲間が増えてパーティ組めるのは、嬉しいな。
「アタシをパーティに入れろよ!他のヤツには、負けたくないからね!」
今は、貴女しかいないし・・・
とりあーえず、ステータスっと
LV 1
HP 15
力 15
魔力 7
防御 13
回避 9
スキル 後衛時テンションアップ
最後は、トカゲか
『召喚して頂きありがとうございます、ご主人様』
念話なんだ、宜しくね、はい!ステータス〜!
LV 1
HP 12
力 12
魔力 12
防御 10
回避 8
スキル 水魔法LV 1
サリーとトカゲは、コモンぽいな
あくまでゲームを参考にしてるけど。
今後の成長に期待かな?
「しょぼ〜い君に朗報で〜す!お金には、不自由しませ〜ん!コード!AE86 1456ACDC! 後は、頑張ってね〜」
また光りに包まれる。