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フフフフフフフフ

「ホダカ殿、何故逃げるのじゃ?」


マリア姫が小首を傾げ。

エメラルド姫が、殺気を霧散させる。


「ホダカ、大丈夫でしたか?!」


「あ……いや、街の人がおかしくなっていて、つい状況に流されたというか」


「……いや、トイレを覗いたのがホダカでは無いのは分かっていましたよ?その、ホダカそっくりでしたし、かなり強い感情に支配されかけましたが……ホダカがする訳がない、という理性で抑え込みました」


んん?


「妾もじゃ。お風呂に入ってきて胸を揉みしだいたのが、ホダカ殿では無いのは分かっておったのじゃ。そう上手い話は無いのは良く分かっているのじゃ」


んんん?


「俺が、いたのか?」


「はい」

「のじゃ」


さて……ややこしい事になった。


--


とにかく、情報を整理。


まずは、俺が経験した事を話し。

次に、エメラルド。


トイレに入っていたら、窓から俺が覗いていて、感想を述べたらしい。

驚いて窓の外を見たら、逃げ出して、宿の外を駆けていく俺の姿。

ともかく、俺を追いかけて外に出て……


マリアは、風呂に入っていたら、俺が入ってきて、胸を揉みしだき……元々何かあると警戒してたのもあり、とにかく攻撃を加えようとして。

俺が逃げ出し、追いかけ……


外で2人が合流。

誘導された先に俺がいて。

そして、住民の怨嗟大合唱。


俺への不信感が強く沸き起こったが、舌を噛んで意識を保ち。

マリア姫が無力化の暗黒魔術を行使、住民の意識を刈り取ったらしい。

ちなみに、エメラルドが鎮圧の為に放とうとしていた技は、広域無差別破壊技。

良かった、マリア姫の魔法が先に発動してくれて。


「ドゥーアーの蠢動、だろうな。恐らくは、2つの攻撃方法がある……集団暗示と、幻覚……いや、いわゆるドッペルゲンガーか?」


<称号『フフフフフフフフ』を獲得しました[1]>


何故笑った。


「でも良かったよ。エメラルドとマリア姫が俺を信じてくれて……ドゥーアーの攻撃が俺にも効いていたのもあるかも知れないが、訳の分からない状況に立たされて、少しまいっていたからさ」


「私は、ホダカを信じています。災厄の卑劣な嘘に、騙されたりはしません……ただ、マリアは相変わらず空気を読まないですね」


「のじゃ?」


「周り皆がホダカを疑い……私だけが、涙を流しつつ、ホダカを信じる……そこから燃え上がる恋、それが分からないのですか?」


「それは妾の台詞なのじゃ?!」


「いや、2人が信じてくれて嬉しかったんだからな?!」


<称号『空気が読めないのは火鷹の件』を獲得しました[1]>


読めてるし。

2人が俺を信じてくれて、最高の仲間だって、そういう話だし。


<称号『嫁ない』を獲得しました[1]>


そうだよ、俺は独身だよ。

悪かったな。


<称号『私がいるじゃない』を獲得しました[1]>


ああ、よろしくな、相棒。


<称号『空気が読めない男』を獲得しました[1]>


その称号いらない。

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