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やん

「……大口叩くだけあって、少しは強いようだけど……会長の右腕たる、僕には敵わないんじゃ無いかなあ!」


いや、節穴ですか。

強くないよ。

華田なら片手で勝てるよ。


……まだ、俺の方がマシか。


「待て、華田。悪いけど、先を急ぐんだ。君は、俺が止める」


「会長?!どうして……」


「言えない。でも、今は行かせてくれ」



一歩踏み出す。


「ホダカ……」


エメラルドが、俺に不安そうに声をかける。

エメラルドは、転移組の実力を知っている。

不安になるのは当然だ。


「くれぐれも……やり過ぎないで下さい。少し脅かす程度で良いので」


「その忠告、逆じゃね?!」


俺が全力出しても、小揺るぎもしねえよ。


とにかく、派手な魔法を使って……目眩ましにして、逃げる。


「行くよぉ、会長!手加減、しないからねぇ!」


いや、しろよ。


華田の詠唱……あれは……神聖魔法。

とにかく、先手を。

無詠唱で氷の魔法を!


「コキュートス!」


こき


華田ごと、周囲が凍る。

時間すら緩やかに流れるその魔法を……華田はあっさり……


「ホダカ?!やり過ぎです!死んでしまいますよ?!」


あれ……なんで抵抗しなかったんだ?


「……恐ろしいのじゃ。普段見る炎の魔法も神がかっておったが……こちが本命であったか。勇者は修羅神仏とも渡り合う……その話も与太ではないのじゃの」


いや、あいつらは修羅神仏を笑ってころころできる筈……


<称号『では、華田副会長のステータスを見てみましょう』を獲得しました[1]>


いや、どうせSSSが並んで……


#########################


名前:華田(はなだ)花蓮(かれん)

レベル:13

 STR:F

 VIT:F

 DEX:F

 AGI:F

 MAG:E-

 MEN:E-

AS:

 [[ 神聖魔術 Lv.11 ]]

PS:

 なし

装備:

 ニケの杖

 イージス

 女神のローブ

SP:使えない

称号:

 所持できない


#########################


……?


華田と同じくらい強いんじゃ。

すげー弱い……?


<称号『ぱんぱかぱーん』を獲得しました[1]>

<称号『実はですね』を獲得しました[1]>

<称号『王女の使うステータス感知は、人間用』を獲得しました[1]>

<称号『測定可能なステータスの最大値SSSですら、人間の範囲であるF止まりなのです』を獲得しました[1]>


……え。


<称号『更に言えば、スキルレベル10で、ほぼ人の限界値。エメラルド姫のステータス感知では、999にあたります』を獲得しました[1]>


ちょ。


<称号『人を少しやめてる程度の人に、天使や悪魔並の魔力、数百倍の熟練度の魔法を放つなんて……やん、鬼畜ぅ』を獲得しました[1]>


「うわああああ、華田、だ、大丈夫かあああああ?!」


<称号『炎で焼こうぜ』を獲得しました[1]>


「死ぬよなあああああ、それ!!!」


俺の叫びが、停止した世界に響き渡った。


--


全てのステータス異常を回復させるポーション。

ちゃんと凍結+時間停止も解除してくれました。


華田は、ちゃんとぐるぐる巻きにしてある。


「……流石、会長だね。僕は昔から、キミにだけは敵わない」


「いや、俺がお前に勝った事なんてほとんど無いし、そもそも、高校入ってからはお前の超人ぶりも目立たなくなってたよね」


華田は天才だ。

だが、クラスメート達……あの超人達は、専門分野では華田を上回る事も珍しく無い。


「そんな事ない。僕が会長に勝っている事なんて……胸の大きさくらいだよ!」


ゆさり。

華田が豊かな胸をはる。


「それ以外にもたくさん負けていると思うよ!」


「……飛ばしっこを初め、キミには色々と負けてばかりだと思うのだけど」


「普通に足の速さとか、そういう話にしようぜ?!」

2020/05/24:

誤字報告、有り難うございます。

王女使うステータス感知は、人間用→王女の使うステータス感知は、人間用

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